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[新製品・サービス]

企画アイデア出しをAIで支援、博報堂メソッドを5つの機能に実装、TISが販売

2019年6月3日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

博報堂とTISは2019年6月3日、アイデア出しにAIを活用するクラウド型の発想支援サービス「AIブレストスパーク」を共同で開発したと発表した。2019年6月3日から6月30日まで、オープンβ版として無償で提供する。2019年7月1日から正式版の販売を開始する。価格(税別)は、1ユーザーあたり月額7500円。

 AIブレストスパークは、アイデア出しをAIで支援するクラウドサービスである。アイデアやコンセプトのきっかけとなるキーワードを入力すると、共起する関連語をインターネット上から収集し、組み合わせ、新たな切り口や視点としてユーザーに提供する(画面1)。

画面1:AIブレストスパークのメイン画面(出典:博報堂、TIS)画面1:AIブレストスパークのメイン画面(出典:博報堂、TIS)
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 効果として、人力では時間を要するアイデアの拡散を効率化し、俯瞰情報やコトバ同士の“意外接着”(予想外の単語の組み合わせ)によって発想を増幅させ、人間の創造力を高める、としている。

 背景には、アイデアを求められる機会が以前より増加している一方、働き方改革によって労働時間が減っている状況がある。業務時間外に1人でブレインストーミングを実施している企画担当者が多く存在するという。

 AIブレストスパークの開発にあたっては、博報堂の広告会社ならではの発想法や打ち合せノウハウ(博報堂発想支援メソッド)を実装した(図1)。博報堂発想支援メソッドを5つの機能にまとめ、ユーザーインターフェースに搭載した(表1)。

図1:AIブレストスパークのロゴ(出典:博報堂、TIS)図1:AIブレストスパークのロゴ(出典:博報堂、TIS)
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表1:博報堂発想支援メソッドをシステムに落とし込んだ
機能名 概要 説明
ひらめきマップ 自分では思いつかないコトバの海に飛び込む 情報空間全体を360度フラットに俯瞰することは人間にはできない。AIブレストスパークは人間ではないため、入力したキーワードに共起する関連語を瞬時に表示し、取り巻く市場や生活者に関する情報・ヒントを大量に提供できる。ひらめきの土台として、脳内を気になるワード/フレーズで充満させることができる
ブレストアイデア コトバとコトバを、意外接着する ひらめきマップやテンプレートのコトバとコトバをランダムに結合することで、新しい概念を生成する。予想外の新しい切り口のコトバにふれることで、思考の枠を揺らされ発想が跳躍し、意外なコトバの結合が生む新しい価値に着目できる
ノート 白紙にコトバを収集し、分類する、俯瞰する 少しでも気になったコトバやブレストアイデアを、どんどんドラッグして保存できる。思いついたこともテキスト機能で書き留められる。全画面表示で、採集した言葉を、分類し俯瞰できる。これにより、自分の思わぬ指向・偏りに気づける
他人の“アタマ”で考える(7月実装) こんなとき、○○だったらどう考える? 作詞家アタマ、女子高生アタマ、ビジネスアタマ、社会課題アタマなど、他人のアタマ(考え方)を借りて発想できる。自分にはない着眼点に立つことで、商品やサービスの隠れたメリットや存在意義を発見できる
連続刺激モード(7月実装) すべての刺激に、「あるかも!」スタンスで反応する ブレストアイデアのワードやフレーズを1行ずつ画面いっぱいに連続表示し、発想を刺激する。直観による判断が要請され、発想のジャンプを強制触発する
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博報堂 / TIS

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