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ネオアクシス、Notes/Dominoを企業内検索エンジンNeuronから検索可能にするコネクターを提供

2019年6月4日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ネオアクシスは2019年6月4日、企業内検索エンジン「Neuron」(ブレインズテクノロジー製)のオプション製品として、グループウェア「IBM Notes/Domino」の情報を検索できるようにする「Neuron Notes コネクター」を発表した。Notesを含む複数の情報を横断的に検索できるようになる。同日提供を開始した。価格(税別)は、ライセンス費用が80万円。保守費用が年額16万円となっている。

 ブレインズテクノロジーの「Neuron(ニューロン)」は、社内のファイルサーバーやグループウェア、RDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)などを検索対象とした企業内検索エンジンである。これらに分散した企業内コンテンツを一元的に検索して活用できる。

図1:Neuron Notes コネクターの概要(出典:ネオアクシス)図1:Neuron Notes コネクターの概要(出典:ネオアクシス)
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 ネオアクシスはこれまで、IBM Notes/Dominoを中心とした情報共有基盤事業を推進してきた。今回、NeuronからNotesのコンテンツを検索可能にするコネクターを開発した。これにより、これまでNeuronでは検索できなかったNotesコンテンツを検索できるようになる(図1)。

 Neuron Notes コネクターの特徴の1つは、文書データの閲覧権限情報をNeuronの検索権限に反映できることである。検索でヒットした文書データの中で、ユーザーに閲覧権限がない場合は検索結果に出力しないようにする、といった制御に対応。データベース単位、文書単位、ユーザー単位、グループ単位で権限を設定できる。同コネクターは、Neuron本体と同一サーバー上で稼働し、Notes専用のゲートウェイサーバーを設置する必要がない。

 Neuron Notes コネクターを開発した背景について同社は、企業内には多種・多様なコンテンツが点在していることを挙げる。ネオアクシスによると、ホワイトカラーの業務時間の3割がコンテンツの検索に費やされているという。「一方で、コンテンツごとに別個に検索しなければならない問題や、検索のスピードが遅いという問題がある。このため、多くの有益なコンテンツが、これを必要としているユーザーの目に触れることなく埋もれてしまう」(同社)。

 特に、Notesの場合、1つのNotesデータベースを複数個にレプリケーション(複製)していることも多く、格納しているコンテンツを検索する際には、個々のNotesデータベースを個別に検索する必要がある。このため、欲しい情報にたどり着くまでに多くの時間を費やしていた。

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ネオアクシス / 検索 / グループウェア / ブレインズテクノロジー / Notes/Domino

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