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CTC、クラウドの遊休インスタンスを探して自動入札する「Spotinst」を発表、AWSのスポットインスタンスなどに対応

2019年6月13日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は2019年6月13日、パブリッククラウドの遊休リソースを上手に利用することでクラウド利用コストを抑えることを支援するサービス「Spotinst」(米Spotinst製)を発表した。SaaS型で提供する。ハイブリッドクラウドやマルチクラウドの形態でクラウドを利用しているユーザーを中心に、3年間で300社への導入を目指す。

 クラウドサービスプロバイダー各社は、使われていない遊休リソースを安価で提供するサービスを用意している。AWS(Amazon Web Services)の「スポットインスタンス」や、GCP(Google Cloud Platform)の「プリエンプティブVM」などだ。例えば、AWSのスポットインスタンスは、入札方式で遊休リソースを提供する。需給に応じて価格が変動し、最大で80%引きで利用できる。

 AWSの場合、入札額を販売価格が上回ると、利用が停止になる。このため、安価に利用できるものの、安定した稼働が求められる用途には向かない。また、必要なリソースを確保するためには、膨大な数のインスタンスの中からコストや要件にマッチしたものを探し出さなければならない。

 今回、CTCが提供を始めるSpotinstは、クラウド事業者がスポット形式で提供するクラウドサービスを、低価格かつ安定的に利用できるようにするサービス。AI(人工知能)を活用した独自のアルゴリズムによって、価格の変動や利用の可能性を予測し、自動で入札する仕組みをとる。

 AWSであれば、刻々と変化するスポットインスタンスの利用動向、リソース状況、料金を予測し、利用が停止となる15分から20分前に、別のインスタンスを探し出して自動で入札し、利用を中断することなく環境を移行する。人的なリソースを費やすことなく、安定してクラウドを利用し続けられる。

 Spotinstで利用できるクラウド事業者のスポットインスタンスは、AWS、GCP、Microsoft Azureの3つ。CTCによると、今後、IBM CloudとAlibaba Cloudも使えるようにする予定という。

  価格は要問い合わせで、コストを削減できた効果に応じて課金するとしている。販売目標は、ハイブリッドクラウドやマルチクラウドの形態でクラウドを利用しているユーザーを中心に、3年間で300社。

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