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コムスクエア、野良RPAロボットを繋いで業務フロー化するクラウドサービス「robostein」を販売

2019年6月13日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

コムスクエアは2019年6月12日、RPA(ロボットによる業務自動化)ロボットを集中管理するクラウドサービス「robostein(ロボシュタイン)」を発表した。各種のRPAソフトで作成した野良ロボットを監視・管理できるほか、個々の野良ロボットをつなぎ合わせて一連の業務フローを実現できる。2019年6月12日から提供している。

 コムスクエアの「robostein」は、各部署で作成して使っているRPAロボット(野良ロボットを含む)を集中管理するクラウドサービスである(画面1)。野良ロボットを監視できるほか、個々のRPAロボットをつなぎ合わせた一連の業務フローを実現できる。単純な自動化処理を組み合わせることで、より強力な運用の自動化を達成できるとしている。

画面1:robosteinの画面(出典:コムスクエア)画面1:robosteinの画面(出典:コムスクエア)
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 業務フローは、GUIを用いた管理画面上で視覚的に構築できるとしている。また、管理画面上では、個々のRPAロボットの稼働状況や実行履歴を確認したり、RPAロボットの実行スケジュールを管理したりできる。

 レポート機能にも注力している。自動化による業務の削減効果や、自動化の進捗率を、分かりやすく可視化できるとしている。

 製品提供の背景について同社は、エンドユーザーが無秩序に開発した野良RPAロボットが大量に生まれていることを挙げている。また、RPAを集中管理するツールを導入しようとしても、これまで作ったRPAロボットの作り直しが必要になるケースがあるという。「robosteinを導入することで、作成済みのRPAロボット資産を無駄にすることなく集中管理できるようになる」としている。

 robosteinの価格(税別)は、月間の自動処理数(ノード実行数)に依存し、月額3万円から。販売目標は、初年度1億円。直近の主な導入予定先として、大手生命保険会社が2019年6月下旬から利用を開始する。

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