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レッドハット、Linuxの新版「RHEL 8」とコンテナ運用基盤の新版「OpenShift 4」を販売開始

2019年6月21日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

レッドハットは2019年6月21日、Linux OSの新版「Red Hat Enterprise Linux 8」と、コンテナ運用基盤の新版「Red Hat OpenShift 4」について、同日付けで国内販売を開始した。さらに同日、Azure上でOpenShiftを提供する「Azure Red Hat OpenShift」(提供中)を国内で発表した。価格(税別)は、RHELが年額10万8600円から、OpenShiftが年額42万1200円から。

写真1:米Red HatでRed Hat Enterprise Linuxビジネスユニットのバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーを務めるStefanie Chiras(ステファニー・チラス)氏写真1:RHEL 8について説明する、米Red HatでRed Hat Enterprise Linuxビジネスユニットのバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーを務めるStefanie Chiras(ステファニー・チラス)氏
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 今回新バージョンの販売を開始したRed Hat Enterprise Linux(RHEL)は、業務システムのサーバーOSとして使われている、企業向けのLinux OSである(写真1)。新版では主に、管理機能を強化した。GUI管理画面「Red Hat Enterprise Linux web console」を新規に用意した。また、Linuxの管理と設定に関する多くの作業を、構成管理ソフトのRed Hat Ansible Automationであらかじめ自動化し、これをモジュールとして提供する。

 開発言語やフレームワーク(ソフトウェア開発コンポーネント)を常に最新バージョンに維持するApplication Streams機能も搭載した。進歩の速い言語やフレームワーク、開発ツールを、Linuxの中核リソースに影響を与えることなく、頻ぱんにアップデートできるとしている。これにより開発者は、必要な開発環境を得られるようになる。

 Linuxに関する米Red Hatの専門知識をサービスとして提供する「Red Hat Insights」も、サブスクリプションライセンスに組み込んだ。セキュリティの脆弱性から安定性の問題まで、ITの問題を事前に特定して改善するために役立つとしている。予測分析によって予定外のシステム停止を回避できる、としている。

コンテナ組み込み用の軽量Linux「CoreOS」も用意

 新バージョンの提供を開始したもう1つの製品、OpenShiftは、DockerコンテナベースのPaaS基盤である。Docker環境とDockerのオーケストレーションソフトであるKubernetesを採用している。JBoss(Javaアプリケーションサーバー)やDBMS(データベース管理システム)などのアプリケーション開発環境も提供する。

 Dockerコンテナは、開発したアプリケーションソフトや、アプリケーションの動作に必要なミドルウェア、OS環境などを、設定パラメーターとともにイメージとしてパッケージ化して配備・実行できるようにする技術である。構築したアプリケーションイメージは、Dockerが動作している任意のサーバーに配備して起動できる。

 新版のOpenShift 4における強化点の1つは、コンテナに組み込む用途のために軽量化したLinux「Red Hat Enterprise Linux CoreOS」を用意したことである。軽量で、コンテナ用に最適化したとしている。

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Red Hat / Red Hat Enterprise Linux / OpenShift / CoreOS

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レッドハット、Linuxの新版「RHEL 8」とコンテナ運用基盤の新版「OpenShift 4」を販売開始レッドハットは2019年6月21日、Linux OSの新版「Red Hat Enterprise Linux 8」と、コンテナ運用基盤の新版「Red Hat OpenShift 4」について、同日付けで国内販売を開始した。さらに同日、Azure上でOpenShiftを提供する「Azure Red Hat OpenShift」(提供中)を国内で発表した。価格(税別)は、RHELが年額10万8600円から、OpenShiftが年額42万1200円から。

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