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制御システム領域でストラタスなど3社が協業、可用性とサイバー攻撃耐性を備えたサーバーを販売

2019年6月27日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

日本ストラタステクノロジー、トレンドマイクロ、シーイーシーの3社は2019年6月27日、産業用制御システムの領域で協業したと発表した。不必要なアプリケーションの実行を制限してサイバー攻撃を防ぐ無停止型PCサーバー「Stratus ztC Edge 110i Secured by Trend Micro」を、シーイーシーが2019年7月16日から提供する。価格(税別)は冗長化2ノード構成で350万円で、保守費用は年額60万円から。

 Stratus ztC Edge 110i Secured by Trend Microは、日本ストラタステクノロジーが開発・提供するエッジコンピューティング用途の無停止型PCサーバー「Stratus ztC Edge 110i」(写真1)に、トレンドマイクロのホワイトリスト型アプリケーション制御ソフトウェアを組み合わせた製品である。

写真1:Stratus ztC Edge 110iの外観写真1:Stratus ztC Edge 110iの外観
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 Stratus ztC Edge 110iは、工場におけるSCADA(Supervisory Control And Data Acquisition、スキャダ)、HMI(Human Machine Interface)などの産業用制御システムに向けたエッジコンピューティング用途のPCサーバーである。特徴は、産業用制御システムが求める可用性を備えること。物理的な耐久性に加えて、2台のサーバーを冗長構成で同期させ、障害の予兆を確認した場合にサーバーを自動で切り替える機能を搭載している。

 トレンドマイクロのアプリケーション制御技術によって、ホワイトリスト型のアプリケーション制御を可能にしている。実行を許可するアプリケーションをホワイトリストに登録し、許可リストにないアプリケーションの実行を防ぐ。パターンファイルを用いないため、インターネットに接続していない環境に適している。

 今回の製品は、シーイーシー(CEC)が総販売代理店となって販売する。CECはこれまでも、工場向けのセキュリティ製品群を提供してきた。例えば、制御システムに対するサイバー攻撃の兆候を早期に検知して工場内ネットワークの異常を可視化する「ICS Defender」などがある。

 背景には、工場や社会インフラ設備で使われる産業用制御システムは、24時間365日稼働し続けるだけの可用性が求められるという状況がある。一方で、サイバー攻撃によって操業や業務の停止につながるインシデントが続発している。

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Stratus Technologies / Trend Micro / CEC / OT

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