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バラクーダ、Webアプリケーションファイアウォールを強化、悪質なボットをマシンラーニングで検出

2019年7月3日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

バラクーダネットワークスジャパンは2019年7月2日、Webアプリケーションファイアウォール(WAF)「Barracuda Web Application Firewall」の新機能として、悪意のあるボットに対策する機能「Barracuda Advanced Bot Protection」を発表した。マシンラーニング(機械学習)を活用してボットによるアクセスを検出する。

 バラクーダネットワークスジャパンの「Barracuda Web Application Firewall」は、Webアプリケーションファイアウォール(WAF)である。Webサーバーの前段に配置することによって、SQLインジェクションのような不正な攻撃からWebサーバーを守る。アプライアンス製品のほか、SaaS型クラウドサービス版の「Barracuda WAF-as-a-Service」も用意している。

 今回、WAF向けにボット対策機能を提供した。マシンラーニング(機械学習)を活用してボットを検出する。Webアプリケーション向けのトラフィックをクラウド上で常時学習する。これにより、通常とは異なるアクセスパターンを検出して、危険度のスコアを計算する。パスワードリスト型攻撃への対策機能も持つ。

 ボット対策機能を追加する背景について同社は、悪意のあるボットが深刻な脅威になっている状況を挙げている。「ボットは、簡単なスクリプトを使ったものから、マシンラーニングを活用して従来のセキュリティ対策をバイパスするものへと進化してきている。こうした進化する攻撃を防止できる製品が必要だ」としている。

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