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大日精化工業がSAP S/4HANAで基幹システムを刷新、全社統一の業務モデルを作成

2019年7月11日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

大日精化工業は、基幹システムをSAP S/4HANAに刷新した。顧客別や製品別に売上高や営業利益をリアルタイムに把握できるようになった。TISが2019年7月10日に発表した。

 大日精化工業は、2016年7月に基幹システムの刷新プロジェクトを開始した。グローバルが対象のグループ統一業務の標準モデルを構築した後に、中国の生産拠点を最初の展開拠点として、2018年1月から稼動を開始した。2018年10月には、日本の本社とグループ5社にも標準モデルを展開した。2019年1月からは、タイの生産拠点で稼動を開始している。

図1:大日精化工業の基幹システムの概要(出典:TIS)図1:大日精化工業の基幹システムの概要(出典:TIS)
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 ERP(統合基幹業務システム)には、海外を含めたグループ全体でのシステム統合と、経営資源の最適配置と有効活用を目的に、SAP S/4HANAを採用した(図1)。SAP S/4HANAは、海外の化学業界でも実績が豊富だった。グループ統一の標準モデルの構築と、新基幹システムの導入・展開は、SIベンダーのTISが担当した。

 構築プロジェクト中は、拡張性やメンテナンス性を考慮した標準的な業務プロセスを維持し、アドオン開発を抑制した。また、全社統一の業務フローをベースにユーザー向けの教育を実施した。教育によって若手のいキーユーザーを育成したことにより、稼働後に業務をスムーズに移行した。

 旧基幹システムは、オフコンベースのシステムで、一からスクラッチで開発した。東京本社、関西、東海地域などの各拠点が個別に運用していたため、個別最適化と運用の属人化が課題となっていた。また、グループ全体での連結決算を迅速に処理したり、原価や損益をタイムリーに把握したりするために、基幹システムの見直しが課題となっていた。

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