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Ansibleの導入支援SIを提供、ネットワーク機器の運用を自動化―エーピーコミュニケーションズ

2019年7月18日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

エーピーコミュニケーションズ(APC)は2019年7月18日、ネットワーク機器の運用を自動化するSIサービス「自律支援型ネットワーク運用自動化サービス」を発表した。IT機器の設定を自動化するミドルウェア「Red Hat Ansible Automation」の導入やトレーニングを提供する。2019年8月中旬から提供する。

 エーピーコミュニケーションズ(APC)の自律支援型ネットワーク運用自動化サービスは、ユーザー企業がネットワーク機器の運用を自動化できるように、IT機器の設定を自動化するミドルウェアを導入するSIサービスである。ミドルウェアとして「Red Hat Ansible Automation」を使う。導入サービスのほか、コンサルティングや導入後のトレーニングなども提供する。

 Ansible Automationは、構成管理・運用自動化ソフトである。ソフトウェアのインストールや設定、ネットワーク機器の設定などの運用管理作業を、リモートからスクリプトベースで自動で行える。これにより、ネットワークの運用を自動化できる。エンジンソフトのAnsible Engineと管理ソフトのAnsible Towerで構成する。

 まずは、業務プロセスのコンサルティングを提供する。一連の業務プロセスを分解・選択し、自動化を前提としたプロセスへと変換する。自動化しにくい業務は見直し、自動化に適したプロセスを目指す。

 次に、Ansible Engineを導入する。変換したプロセス内の手順をAnsible Playbookとしてスクリプト化するとともに、導入後もPlaybookの品質を維持するための仕組みを構築する。あわせてGitLabサーバーを導入し、設定(Config)やスクリプト(Playbook)をバージョン管理する。さらに、Red Hat Ansible Towerを導入する。ワークフロー機能を用いてAnsibleのPlaybookを取り込み、一連の業務プロセスを自動化する。

 ユーザーが自律的にネットワークの運用自動化を進められるように、Red Hat Ansible Engine、Red Hat Ansible Tower、GitLabに関するトレーニングを実施する。トレーニング単体でも提供できる。

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