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アイティフォー、コンタクトセンターの録音データを音声のまま検索できるツール「AudioFinder」

2019年7月26日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

アイティフォーは2019年7月26日、コンタクトセンターの録音音声を、テキスト化することなく音声データのままで検索できるツール「AudioFinder」(開発元:イスラエルNICE Systems)を発表した。同日販売を開始した。インストールする端末ごとに1ライセンスの料金体系で、価格は要問い合わせ。

 AudioFinderは、コンタクトセンターの録音音声を、テキスト化することなく音声データのままで検索できるツールである。任意のフレーズをテキストで指定すると、指定したフレーズの発音を含んだ音声を音声データの中から検出する(画面1)。40言語の検索ができるほか、各種の通話録音システムの音声フォーマットをステレオ/モノラルともにサポートしている。

画面1:AudioFinderの画面。検索したい任意のフレーズをテキストで指定すると、フレーズの発音を含んだ音声部分を音声データの中から検索できる(出典:アイティフォー)画面1:AudioFinderの画面。検索したい任意のフレーズをテキストで指定すると、フレーズの発音を含んだ音声部分を音声データの中から検索できる(出典:アイティフォー)
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 PCにインストールするだけでスタンドアロン型で動作する。開発や辞書登録が要らず、インストールするだけですぐに使える。検索は、任意のフレーズをテキストで入力し、検索条件を設定し、検索ボタンをクリックするだけでよい。該当フレーズを再生画面に表示するので、すぐに音声データを確認できる。

 声紋を検出する機能も備える。声紋が一致する同一人物を特定できる。なりすまし犯やクレーマーの声紋を登録することで、同一の声紋(同一人物)を検出できる。特定フレーズや特定の声紋を検出した際に、自動的にメールを送信して通知する運用もとれる。

 主な使い方として、コンプライアンス要件に反するフレーズや、クレームにつながるフレーズなどを検出する使い方ができる。オペレーターの発話内容を発見し、品質改善につなげることができる。

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アイティフォー / コンタクトセンター / NICE / イスラエル / 音声認識

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