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アジアンリンク、一律49万円のWebアプリケーション診断サービス「SCUVA」

2019年8月1日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

アジアンリンクは2019年8月1日、Webアプリケーション診断サービス「SCUVA(スキューバ)」を発表した。2019年10月1日から提供する。親会社のラックの知見を活用しつつ、ツールによる自動診断と手動によるサンプリング診断を組み合わせて価格を抑えた。価格(税別)は、一律で49万円。

 SCUVAは、Webサイトのセキュリティ上の問題点を網羅的に調査して結果を報告するスポットサービスである(図1)。診断対象のWebサイトに対して、ツールによる自動診断に加えて、手動によるサンプリング診断を程よく実施する。ツールでは見つからない脆弱性やなりすましの防止といった診断ができる。

図1:Webアプリケーション診断サービス「SCUVA」の概要(出典:アジアンリンク)図1:Webアプリケーション診断サービス「SCUVA」の概要(出典:アジアンリンク)

 手動での診断を必要なものに集中することや、報告書作成のプロセスを簡略化することなどによって、一般的なセキュリティ診断サービスよりもコストを低く抑えた。一般には、見積もりに3営業日、診断と報告書作成に15営業日程度、価格は100万円程度がかかる。これを、見積もりに1日、診断と報告書作成に5営業日程度、価格は一律の49万円で提供する。

 親会社ラックが提供するセキュリティ診断サービスは、品質を重視しているため、見積もりと診断に相応の時間と費用がかかる。このため、中堅・中小企業などを含めて幅広い市場の要求に応えられるとは限らなかった。こうした経緯で今回、より短期間かつ安価に導入できるセキュリティ診断サービスを用意した。

 アジアンリンクによる直販のほか、ラックに診断サービスの問い合わせがあった案件のうち、今回のサービスが適している案件については企業間で連携してサービスを提供する。また、見つかった問題点に対するアフターケアサービスの提供も検討する。販売目標は、2022年までに年間売上2億円。

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