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第一実業、SAP S/4HANAを採用、スクラッチ開発の契約管理システムを刷新

2019年8月20日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

産業用機械の専門商社である第一実業(本社:東京都千代田区)は、グローバル経営管理基盤として「SAP S/4HANA」を採用した。システムの構築とプロジェクト管理は、アイ・ピー・エス(IPS)が実施する。SAPジャパンとIPSが2019年8月20日に発表した。

 第一実業はこれまで、契約管理の業務について、スクラッチで開発したシステムを30年以上にわたって運用してきた。しかし、新収益認識基準への対応や、ビジネスのグローバル化への対応が必須になってきたことから、ERP(統合基幹業務システム)の選定を開始した。

 複数のERP製品を検討した結果、SAP S/4HANAを採用した。導入にあたっては、IPSが提供する業務テンプレートを活用する。S/4HANAの導入によって、契約業務の一元管理や全書類の電子化に加えて、取引単位での採算などを可視化する。

 なお、SAP S/4HANAを動作させるインフラ基盤として、運用管理付きのクラウドサービス「SAP HANA Enterprise Cloud」を使う。また、ドキュメント管理/ワークフロー管理ソフト「SAP Extended Enterprise Content Management by OpenText for SAP S/4HANA」も採用する。

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第一実業 / SAP / S/4HANA / 契約管理 / 新収益認識基準 / IPS

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