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スカパーJSATがRPAソフト「Automation Anywhere」導入、機密情報へのアクセスを制御

2019年8月27日(火)IT Leaders編集部

スカパーJSATは、RPA(ロボットによる業務自動化)ソフト「Automation Anywhere」(米Automation Anywhere製)を導入した。2019年3月までに、PCを用いた定型業務の一部を34台のロボットで自動化した。今後、対象業務を拡大し、年間で約2300時間分の業務削減を見込む。日立ソリューションズが2019年8月27日に発表した。

 スカパーJSATは、2017年12月のオフィス移転を機に働き方改革を進め、RPAの導入を検討した。部門横断の業務革新チームを立ち上げ、自動化する業務を抽出した。RPAソフトの選定にあたっては、アクセス制御が可能な点を高く評価してAutomation Anywhereに決めた。さらに、業務部門によるロボット開発を推進する上で、開発の容易さも評価した。

 アクセス制御が可能な点は、重要な要件だった。同社では、主要事業部門であるメディア事業部門と宇宙事業部門ともに、機密性の高い情報を扱っている。このことから、ファイルサーバーや業務システムへのアクセス制御と、野良ロボットへの対策が、RPAを導入する上での課題だった。

 RPAの導入支援サービスとして、日立ソリューションズの「RPA業務自動化ソリューション」を利用した。日立ソリューションズは、問い合わせに対応するRPAサポートデスクの設置や、ToDoリストの整理などを支援した。

 RPAソフトの導入後は、RPA化プロジェクトの専用ポータルサイトや独自のキャラクタ(図1)を作るなど、社内認知度の向上を図っている。

図1:活動推進キャラクターの「これロボくん」(出典:日立ソリューションズ)図1:活動推進キャラクターの「これロボくん」(出典:日立ソリューションズ)
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