[市場動向]

HPE、NASA向けにスーパーコンピュータを開発、有人月面探査を支援

2019年9月12日(木)IT Leaders編集部

日本ヒューレット・パッカードは2019年9月11日、米Hewlett-Packard Enterprise(HPE)がNASAのエイムズ研究センターに向けて、新しいスーパーコンピュータ「Aitken(エイトケン)」をカスタム設計したと発表した。月面着陸に向けてのモデリングやシミュレーションを処理し、将来の有人月面探査を支援する。米HPEが2019年8月22日(米国時間)に発表したリリースの抄訳として発表した。

 Aitkenは、月への突入、降下、着陸(EDL)のためのモデリングやシミュレーションを行うスーパーコンピュータである。2024年までに月の南極地域に人類を送り込むアルテミス計画を支援する。同プロジェクトは、HPEとNASAのエイムズ研究センターとの間で行われている4年間の共同プロジェクトの初期開発案件である。

 スーパーコンピュータの理論性能は、3.69ペタフロップス(PFLOPS)。システムは、HPE SGI 8600システムをベースにしている。液冷機能を備えている。

 Aitkenが設置されているエイムズ研究センターのスーパーコンピューティング施設は、HPEと共同開発した「MDC(Modular Data Center)アプローチ」を採用しており、より高い効率性によって電力と水の使用を削減する。

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