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DBサーバー専用機「Oracle Exadata X8M」、不揮発性メモリーとRDMAで2.5倍に高速化

2019年9月18日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

日本オラクルは2019年9月18日、データベースサーバー専用機の新版「Oracle Exadata Database Machine X8M」を発表した。新版では、NVDIMMの採用などによって性能を高めた。ピーク性能は、既存機種「Exadata X8」の2.5倍となる、1秒あたり1600万回のSQL読み取りI/Oをうたう。米Oracleが米国で2019年9月16日に発表したリリースの抄訳として発表した。価格はExadata X8と同一としている。

 Oracle Exadataは、大容量データを高速に検索する用途に適したデータベースサーバー専用機である(関連記事日本オラクル、DBサーバー専用機の新版「Oracle Exadata X8」、機械学習でチューニングを自律化)。最大の特徴は、ストレージからデータベースサーバーへのデータ転送量を削減するアーキテクチャによって処理を高速化していること。SQLクエリーを受け付けるフロントのDBサーバークラスタの背後に、検索機能を自前で備えたストレージユニット群を配備し、検索処理を分散する。

 新版のOracle Exadata X8Mでは、ストレージアクセスによる性能のボトルネックを排除する策として、ストレージサーバー内にDIMM型の不揮発性メモリー「Intel Optane DC Persistent Memory」を搭載し、RDMA(リモートダイレクトメモリーアクセス)と組み合わせた。

 RDMAを使ってOSやネットワークのソフトウェアスタックをバイパスし、データベースからストレージサーバー内の不揮発性メモリーに直接アクセスする。これにより、レイテンシを削減し、より高いスループットを実現できる。また、ストレージサーバーのCPU負荷も減るので、ストレージサーバー上でより多くのクエリーを実行できるようになる。

 管理ソフトによって、アクセスが最も多いデータベースデータを自動的に不揮発性メモリーに移行する一方で、アクセスが少ないデータはフラッシュストレージやハードディスクに保持する。管理ソフトはさらに、不揮発性メモリーに格納したデータの可用性と冗長性を自動的に管理するとしている。

 Exadata X8との性能比較では、SQL読み取りのピーク性能は、2.5倍の1600万I/O毎秒となる。リモートI/Oレイテンシは、Exadata X8の10分の1以下となる19マイクロ秒未満としている。

 機能面では、Exadata X8と同様に、マシンラーニング(機械学習)を用いてデータベースを自律的にチューニングする「Automatic Indexing」機能を備える。。使用パターンの変化を継続的に学習し、これに応じてデータベースをチューニングする。

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