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ジャストシステム、営業支援クラウド新版「JUST.SFA 3.0」、業務画面の開発を容易に

2019年10月4日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ジャストシステムは2019年10月2日、SFA(営業支援)クラウドサービスの新版「JUST.SFA 3.0」を発表した。新版では、ユーザーインタフェースを刷新したほか、画面を効率よく構築するための機能強化を図った。2019年11月6日から提供する。価格(税別)は、1ユーザーあたり月額1万5000円。

 ジャストシステムの「JUST.SFA」は、ノンプログラミングで業務画面を構築可能なSFA(営業支援)クラウドサービスである。営業活動に使うデータを格納して表示する「業務パネル」を画面上にドラッグ&ドロップで配置していくことで、自社専用のSFA画面を構築する。部署やプロジェクト単位で異なったシステムを設計できるほか、業務の変化に合わせて柔軟に画面を変更できる(図1)。

図1:JUST.SFA 3.0の画面イメージ(出典:ジャストシステム) 図1:JUST.SFA 3.0の画面イメージ(出典:ジャストシステム)
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 新版では、ユーザーインタフェースを刷新して使い勝手を高めた。まず、白を基調とした画面を採用することで視認性を向上させた。また、ツールバーカスタマイズ機能を追加し、「業務パネル」ごとにボタンとアイコンの非表示や強調、ボタン名の変更などを行えるようにした。検索条件をあらかじめ登録した「検索フォーム」も設置できるようにした。

 画面の開発も容易にした。エンドユーザーが実際に使う画面イメージを確認しながら画面を作成できる「業務プレート編集モード」を搭載した。「業務パネル」の作成や配置、設定などをすべて同一画面上で行えるので、構築や変更の作業を効率化できる。また、ダイアログ通りに進めていくだけで簡単に各種の設定ができるようになった。

 新規の「業務パネル」を簡単に作成する機能も追加した。CSVファイルをアップロードするだけで、自動で項目の設定とデータの取り込みを実行する。日常的に業務で使っているデータ(CSVファイル)を活用して簡単に「業務パネル」を作成できるので、より自社業務に即したシステムを構築できる。

 開発を支援する資料として、動画や画像を用いて操作を解説したPDF文書「ファーストステップガイド」を提供する。「初心者でも手順通りに作業を進めれば、行いたかった構築やカスタマイズが完了する」としている。

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