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OBC、仕入在庫管理システム「蔵奉行クラウド」を販売

2019年10月23日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

オービックビジネスコンサルタント(OBC)は2019年10月23日、中小企業の仕入管理・在庫管理業務をカバーするクラウド型の仕入在庫管理システム「蔵奉行クラウド」を発表した。2019年10月31日から販売する。価格(税別)は、年額18万円からで、初期費用は5万円。

 蔵奉行クラウドは、中小企業の仕入管理・在庫管理業務を支援するクラウド型のアプリケーションである(図1)。発注・仕入業務、精算業務、支払管理、在庫管理・棚卸業務をカバーする。発注処理をミスなくスムーズにできるとしている。

図1:蔵奉行クラウドの機能(出典:オービックビジネスコンサルタント)図1:蔵奉行クラウドの機能(出典:オービックビジネスコンサルタント)
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 例えば、発注データを仕入・入荷に簡単に連携でき、2重入力をなくせる。支払予定を消し込むだけで支払伝票と支払データを自動で作成できる。在庫一覧から商品受払帳へと、在庫管理資料をドリルダウンして参照できる。棚卸・決算業務に必要な棚卸減耗損や商品評価損など、経理処理に対応できる。

 「商奉行クラウド」(受注・売上業務、請求業務、入金管理)と統合し、「商蔵奉行クラウド」として利用することもできる。これにより例えば、データ連携によって販売管理業務と仕入在庫管理業務をつないで業務を自動化できるとしている。

 他システムからAPI経由でデータを取り込むこともできる。例えば、EDIシステムやPOSシステム、倉庫管理システムなどと受発注データや売上・仕入データなどの実績情報を連携し、入力業務を削減できる。

 他システムからAPI経由で蔵奉行クラウドのデータを取得する使い方もできる。例えば、ECシステムから在庫数を参照したり、営業案件管理システムの画面に最新の受注実績を表示したり、CRMシステムと得意先情報を同期したりできる。

 価格(税別)は、以下の通り。蔵奉行クラウドは、年額18万円からで、初期費用5万円。蔵奉行クラウドと商奉行クラウドをセットにした蔵奉行クラウドは、年額30万円からで、初期費用5万円。

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