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日立物流とKDDI、5Gを活用した物流の高度化に向けた共同検討を開始

2019年10月29日(火)IT Leaders編集部

日立物流とKDDIは2019年10月28日、第5世代移動通信システム「5G」を活用した、物流の高度化に向けた実証実験を開始することで合意したと発表した。次世代高速通信と画像認識技術を活用することで、「安全・安心」「整流化」「効率化」された空間の実現を目指す。実験は、2019年11月から2020年10月にかけて実施する。

 物流センターの運営は、「現場が広く・見通しが悪い」「作業者が多く・多層階に分散している」など、管理者への負荷が高く、安全面・効率面などの適時適切な状況把握が課題になっている。

図1:5Gの特徴(出典:日立物流、KDDI)図1:5Gの特徴(出典:日立物流、KDDI)
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 これを受けて日立物流とKDDIは、物流センター運営全体の最適化に向けた実証実験を行う(図1)。KDDIのビジネス開発拠点「KDDI DIGITAL GATE」を活用し、基礎技術の実証を行う。また、日立物流の首都圏地区のアセットに5G環境を構築し、実フィールドでの各種実証実験を実施する。

 実験では、5Gの活用による各種センシングやAIによる画像認識技術などを駆使し、作業者一人ひとりのリアルタイムな動態を把握する。安全で安心な職場環境の構築に加えて、倉庫内の状況の変化を一元的に管理、監視して統制できるようにする。

 AIによる行動認識によって、作業者の健康状態や動態をリアルタイムに把握する。これにより、不安全行動や危険区域への侵入などを自動判別し注意喚起を行うことで、安全かつ作業者にやさしい職場環境を構築する。

 高精細カメラやウェアラブルデバイスなどを複合的に活用して、作業者ならびに倉庫の詳細を可視化する。管理者は統制センターのコックピット上でモニター監視のうえ、リアルタイムに指示を出すことで、作業者の庫内最適配置を実現し、運営効率化と整流化を図る。

 画像認識技術およびAI技術などを利用し、高速かつ精緻な商品認識・ラベル認識を行う。これにより、各種検品作業などを高速化・省人化する。

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