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富士通クラウドテクノロジーズ、用途特化型のAIモデル開発サービスを提供、第1弾は画像解析

2019年11月14日(木)IT Leaders編集部

富士通クラウドテクノロジーズは2019年11月13日、具体的な用途に特化したAIモデルを開発するサービス「AIモデリングサービス」の提供を開始すると発表した。AIモデル開発に必要な3つの工程である「データアセスメント」、「前処理」、「モデル開発」をAIモデルの用途ごとにパッケージ化した。第1弾として、「画像解析」に特化したパッケージの提供を開始した。価格(税別)は、一式500万円から(開発期間は最低3カ月)。

 AIモデリングサービスは、具体的な用途に特化したAIモデルを開発するサービスである。AI活用の一連のプロセスからAIモデル開発に必要な3つの工程のみを切り出し、用途ごとにパッケージ化して提供する(図1)。3つの工程は、以下の通り。

図1:「AIモデリングサービス」サービスの提供範囲と提供内容(出典:富士通クラウドテクノロジーズ)図1:「AIモデリングサービス」サービスの提供範囲と提供内容(出典:富士通クラウドテクノロジーズ)
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  • データアセスメント(データの量・質の診断、AIモデル開発手法の検討)
  • データの前処理(アセスメント結果に応じた前処理の実施)
  • モデル開発(機械学習などを用いたAIモデル開発と性能評価)

 オプションとして、以下の工程についても提供する(別途個別見積もり)。

  • システム実装(モデルのAPI化対応)
  • モデルの運用(モデルの精度モニタリング、モデルの再学習・再構築対応)

 今回第1弾として提供を開始した画像解析AIでは、「画像識別・判定・分類」、「物体検出・領域抽出」、「画像生成」といった画像解析を自動化するAIモデルを開発する。富士通クラウドテクノロジーズが持つ、ディープラーニングをはじめとするAI技術を用いたモデル開発ノウハウを活かした。

 活用シーンとしては、製造業における異常検知、流通業における破損検知、金融業におけるカードの不正検知、農業における品質検査、不動産業における外壁劣化診断、小売業における顔認識による属性分析などを想定している。

 画像データの場合、撮影環境によっては、対象物体のアングルが揃っていなかったり、対象物体以外のものが写り込んでいたりする。このため、画像取得時の環境を考慮した前処理を検討する必要がある。また、ディープラーニングを用いたAIモデルの場合、推論速度が遅くなる傾向があり、実用方法によっては高速化が求められる。これらを解決しているという。

 なお、富士通クラウドテクノロジーズはこれまで、各種のユーザーに対して画像解析AIモデルの開発を支援してきた。「スマホの舌画像から口臭リスクを判定するモデルの開発」(ライオン)や、「商品画像を用いた破損度判定モデル開発」(流通系企業)などである。

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