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横河電機、顧客ID管理基盤「SAP Customer Data Cloud」を2カ月で導入

2019年11月20日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

横河電機は、クラウド型の顧客ID管理基盤ソフトウェア「SAP Customer Data Cloud」を2カ月間で導入し、2019年3月から本稼働を開始した。SAPジャパンが同年11月20日に発表した。法人向け事業でSAP Customer Data Cloudが採用されるのは国内で初めてとしている。

 横河電機は、バラバラに管理していたWebサイトの顧客IDを統合し、それぞれにWebサイトにSSO(シングルサインオン)でログインできるように、「SAP Customer Data Cloud」を導入した。2カ月間で導入し、2019年3月から本稼働を開始した。

 導入の背景について同社は、顧客IDをWebサイトごとにバラバラに管理していたことを挙げる。「制御、計測、航機その他の事業分野において、Webサイトを通じて法人顧客向けに各種のサービスを提供している。これらの顧客IDを統合することが課題となっていた。さらに、グローバルで展開する新たなWebサービスを提供することとなっていた」(同社)。

 製品の選定にあたっては、新たなWebサービスの開始時期の関係から、今春稼働が必須であったため、期限までの導入稼働が最も重要な要件だったという。さらに、「多要素認証対応が可能なことや、GDPRなど急速に変化する法体制に迅速に対応できることも必要だった」としている。

 2019年中に、SAP Customer Data Cloudを適用する顧客サービスを拡充する予定である。

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