[新製品・サービス]

パナソニック、顔認証をアプリケーションに組み込める「顔認証APIサービス」を開始、認証1回1円

2019年11月25日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

パナソニック コネクティッドソリューションズ社は2019年11月25日、顔認証機能をWeb APIサービスの形でアプリケーションに組み込めるようにした「顔認証APIサービス」を開始した。価格(税別)は、登録人数1人あたり月額5円で、認証回数1回あたり1円。販売目標は、3年後に300社。

写真1:パナソニック コネクティッドソリューションズ社 イノベーションセンターIoTサービス事業統括部長の相澤克弘氏写真1:パナソニック コネクティッドソリューションズ社 イノベーションセンターIoTサービス事業統括部長の相澤克弘氏
拡大画像表示

 パナソニック コネクティッドソリューションズ社の「顔認証APIサービス」は、Web APIの形で利用できる顔認証機能である。顔認証を必要とするアプリケーションからWeb APIを利用することによって、アプリケーションに顔認証機能を容易に組み込める。特徴の1つとして同社は価格の安さを挙げる。「他社の類似サービスと比べて1/2~1/3程度の値段で済む」と主張する。

 パナソニックはこれまで、グループ企業などを通じて、SI(システム構築)サービスにおいて顔認証機能を提供してきた。また、2018年8月からは、顔認証サーバーソフトウェアのライセンスも販売している。今回、顔認証機能の提供形態を拡大し、アプリケーションに顔認証機能を容易に組み込めるWeb APIサービスを追加した形である。

 顔認証の仕組みとしては、ディープラーニング(深層学習)を利用する。顔を登録する際には、顔画像データを送信し、特徴情報を抽出し、顔IDとともに登録する。顔認証時は、顔画像データを送信し、特徴情報を抽出し、登録済みの特徴情報と照らし合わせる。顔認証APIサービスを稼働させているクラウドサービス基盤には、Azure Virtual Networkを利用している。

 技術面での特徴として同社は、顔認証の技術水準が高いことをアピールする(写真1)。顔の向きが正面を向いていなくても認証できること、眼鏡やマスクなどを着用して一部分が隠れていても認証できること、などを挙げる。経年劣化にも対応できるとしている。逆光補正やノイズ除去といった画像補正により、光線状態が悪い現場でも導入しやすいとしている。

顔登録、削除、顔認証など4つのAPIを用意

 4つのAPIを用意した。

  1. 「顔登録・更新」は、指定した顔画像から顔情報を切り出し、画像の品質をチェックし、品質に問題がない場合は顔特徴データを登録または更新する。
  2. 「顔削除」は、指定した顔IDに関連付けられている顔情報を削除する。
  3. 「顔認証」は、指定した画像から顔情報を切り出し、登録済みの顔情報と照合する。
  4. 「顔認証(個人IDあり)」は、顔画像の照合に加えて、顔IDとリクエストパラメータで指定した顔IDが合致するかどうかを調べる。

 価格(税別)は、顔情報の登録人数あたり月額5円がかかる。これに加えて、顔認証の回数あたり1円がかかる(図1)。例えば、社員200人の顔情報を登録し、1カ月20営業日ごとに社員1人につき1日4回の顔認証を実施した場合、1カ月あたりの費用は1000円+1万6000円で合計1万7000円になる。

図1:顔認証APIサービスの機能と価格(出典:パナソニック)図1:顔認証APIサービスの機能と価格(出典:パナソニック)
拡大画像表示

●Next:写真の出退勤アプリケーションをデモ、ユーザー事例も紹介

この記事の続きをお読みいただくには、
会員登録(無料)が必要です
  • 1
  • 2
関連キーワード

パナソニック / 顔認証

関連記事

Special

-PR-

パナソニック、顔認証をアプリケーションに組み込める「顔認証APIサービス」を開始、認証1回1円パナソニック コネクティッドソリューションズ社は2019年11月25日、顔認証機能をWeb APIサービスの形でアプリケーションに組み込めるようにした「顔認証APIサービス」を開始した。価格(税別)は、登録人数1人あたり月額5円で、認証回数1回あたり1円。販売目標は、3年後に300社。

PAGE TOP