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NTT Com、閉域網を介して「ServiceNow」を利用できるサービスを開始

2019年11月26日(火)IT Leaders編集部

NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は2019年11月25日、クラウド型の運用管理ソフト「ServiceNow」に対して閉域網で接続できるサービス「ServiceNow Secured over VPN」を発表した。NTT Comの企業向けVPNサービス「Arcstar Universal One(L3)」と併用することで、インターネットに比べて安全で安定した環境でServiceNowを利用できる。

 ServiceNow Secured over VPNは、ServiceNowに対して閉域網で接続できるサービスである(図1)。セキュリティポリシー上、インターネット経由ではクラウドサービスを利用できない環境のユーザーなどに、ServiceNowへVPNで直接接続することが可能な機能を提供する。

図1:ServiceNow Secured over VPNの概要(出典:NTTコミュニケーションズ)図1:ServiceNow Secured over VPNの概要(出典:NTTコミュニケーションズ)
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 ServiceNowのサブスクリプション契約とVPN接続をセットで提供する。なお、すでにServiceNowを利用中の場合は、VPN接続機能のみを提供することもできる。VPN接続区間の最大帯域幅は、100Mbps、500Mbps、1Gbpsの3種類から選択できる。

 ServiceNowとVPN接続機器の両方で、東日本地域のデータセンターと西日本地域のデータセンターに同等の設備を用意している。広域災害などによって東日本地域の設備が故障した場合でも、西日本データセンターへ速やかに自動で切り替えて事業を継続できる。

 価格(税別)は、VPN接続区間の帯域幅を100Mbpsとした場合、ServiceNowサブスクリプション契約とVPN接続のセットの1年契約が月額20万円からで、3年契約が月額18万円から。VPN接続のみの場合(利用中のServiceNowに接続するための個別対応を含む)は1年契約が月額90万円で、3年契約が月額86万円。

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