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ベリタス、バックアップ専用機に最安価モデル「Veritas Flex 5150」を追加、容量14.5TB

2019年11月28日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ベリタステクノロジーズは2019年11月28日、バックアップアプライアンス機器のラインアップを拡充し、最もエントリーに位置する「Veritas Flex 5150 アプライアンス」を発表した。遠隔拠点やエッジコンピューティング環境などの小規模環境のデータバックアップに向く。価格は非公開だが、既存のエントリー機種「NetBackup 5240」と比べて定価ベースで約4割安い。

 Veritas Flex 5150は、データバックアップ用途のPCサーバー機である。ストレージを内蔵したPCサーバー機に、データバックアップソフト「Veritas NetBackup」を導入した状態で提供する(関連記事データバックアップ新版「Veritas NetBackup 8.2」、DR用途でクラウドストレージを利用可能)。NetBackupのライセンスが別途必要になるが、データバックアップに必要なハードウェア/ソフトウェア要素一式をパッケージ化している。

 アプライアンスのうち、製品名に「Flex」が付くモデルは、Dockerコンテナの実行環境を備えており、Veritas NetBackupなどのソフトウェアをコンテナイメージとして実行する(関連記事バックアップ専用機の構成変更をDockerで容易に、ベリタステクノロジーズ)。コンテナの採用により、例えば、バックアップ用にクラウドストレージを追加した際などに、バックアップソフトの構成を迅速に変更できる。

 今回ラインアップに追加したVeritas Flex 5150は、データバックアップアプライアンスの中で最もエントリークラスに位置するモデルである(図1)。この上でさらに、データバックアップソフトの実行環境としてコンテナのアーキテクチャを採用しており、データバックアップの構成変更を容易としている。

図1:Veritas Flex 5150の位置付け。最もエントリーに位置するモデルとして投入した(出典:ベリタステクノロジーズ)図1:Veritas Flex 5150の位置付け。最もエントリーに位置するモデルとして投入した(出典:ベリタステクノロジーズ)
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 1Uラックマウント型の筐体に、データ格納用に8Tバイトのハードディスクを4基搭載する。ストライピング(容量の連結)とミラーリング(2重化)を組み合わせたRAID 10構成で、バックアップの実効容量は16Gバイト弱となる14.5TBである。CPUはXeon 3106(1.7GHz、8コア)で、メモリーは64GBを搭載する。

 アプライアンスは、バックアップ管理サーバー(Master server)とストレージ管理サーバー(Media Server)を兼ねる通常の使い方に加えて、安価なクラウドストレージへのゲートウェイサーバー(CloudCatalyst)としての使い方ができる。

 Veritas Flex 5150は、最エントリー機としての主な用途として、小規模環境のバックアップ、小規模環境のDR(災害時復旧)、複数のエッジコンピューティング環境のDRを統合する使い方、クラウドゲートウェイ用途、などを挙げている(図2)。

図2:最エントリー機としての主な用途。エッジや小規模環境のバックアップに向いている(出典:ベリタステクノロジーズ)図2:最エントリー機としての主な用途。エッジや小規模環境のバックアップに向いている(出典:ベリタステクノロジーズ)
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ソフトウェアは重複排除や増分バックアップに特徴

 コンテナのインスタンスとして動作させるVeritas NetBackupは、エージェント・サーバー型のデータバックアップソフトである。バックアップ対象の業務サーバーに専用のエージェントソフトをインストールして使う。バックアップ管理サーバーで設定したスケジュールに則って、ネットワーク経由でデータをバックアップする。WindowsやLinux、各種UNIXなど、複数のOSが混在した環境で利用できる。

 NetBackupの特徴の1つは、バックアップデータの量を減らす工夫を施していること。例えば、エージェントソフト側で重複排除機能が動作し、重複排除済みのデータだけをネットワークに転送できる。増分/差分イメージからフルバックアップのイメージを再構成する機能や、ストレージ機器が備えるスナップショット機能やレプリケーション機能をNetBackupから利用できるようにする機能なども備える。

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