[新製品・サービス]

オントラックがデータ復旧サービス施設を拡大、386.6平米で月間350~500案件を処理可能に

2019年11月29日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

データ復旧サービスを手がけるオントラック・ジャパンは2019年11月29日、国内のデータ復旧サービス施設を拡大したと発表した。2019年12月2日から「OTJ(Ontrack Japan)エンタープライズDR(Data Recovery)ラボ」の運営を開始する。場所は東京都千代田区の日比谷国際ビルで、全床面積はオフィススペースを含んで386.6平方メートル。

 オントラック・ジャパンが提供するデータ復旧サービスは、誤って消してしまったデータなどを復旧するサービスである(関連記事データ復旧サービスのオントラックが日本に拠点を設立、日本市場で直接サービスを提供)。データ復旧ソフトウェアのライセンス供与に加えて、データ復旧サービスやデータ移行サービスといったSIサービスを提供している。これらSIサービスの提供拠点を自前で用意し、ユーザーに直接提供している。

 オントラック・ジャパンは、米KLDiscovery Ontrackが日本での直接サービス提供を目的に2019年6月に設立した日本法人である。2019年11月には、国内のサービス拠点を東京都千代田区内幸町の日比谷国際ビルに拡大移転した。今回、日比谷国際ビルのサービス拠点を拡充し、「OTJエンタープライズDRラボ」として2019年12月2日から運営を開始する。

 OTJエンタープライズDRラボの全床面積は、オフィススペースを含めて386.6平方メートル。独自に開発した物理イメージ抽出機器を24台備え、100を超える記録媒体に対して同時に作業ができる。テープドライブは、固定ヘッドやDDSなど各種方式の装置を15~20台を随時保持する。これらにより、月間で350~500案件を処理できるとしている。

 同社のデータ復旧作業の特徴の1つは、障害を持つストレージドライブからクローンイメージを生成して復旧作業を実施すること。仮想化したクローンイメージに対してデータの論理解析・修復作業を実施することによってデータの安全を守り、データが失われてしまうといった事故を防ぐ。

 遠隔地からのリモートアクセスを介してデータを復旧することもできる。リモート操作プロトコルはHTTPSを利用しているため、既存のネットワークへの変更を最小限に抑えて導入できる。実際のデータを動かすことなく、画面イメージやキー入力だけを送信する使い方ができる。

 部品の故障などの物理障害がある記録媒体に対しては、互換性を持った正常な部品を使ってデータを吸い上げる必要がある。オントラック・ジャパンで受け付けている案件の85%以上が物理障害案件である。同社では、データ復旧用資産として、全世界で15万個を超えるドナーパーツを保有しているという。

関連キーワード

Ontrack / バックアップ

関連記事

Special

-PR-

オントラックがデータ復旧サービス施設を拡大、386.6平米で月間350~500案件を処理可能にデータ復旧サービスを手がけるオントラック・ジャパンは2019年11月29日、国内のデータ復旧サービス施設を拡大したと発表した。2019年12月2日から「OTJ(Ontrack Japan)エンタープライズDR(Data Recovery)ラボ」の運営を開始する。場所は東京都千代田区の日比谷国際ビルで、全床面積はオフィススペースを含んで386.6平方メートル。

PAGE TOP