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[市場動向]

NTT東日本、札幌市内にAI/IoT技術の共同実証環境「スマートイノベーションラボ」を開設

2019年12月23日(月)IT Leaders編集部

NTT東日本の北海道事業部は2019年12月20日、通信ビルなどの同社の資産を活用した共同実証環境「スマートイノベーションラボ」を札幌市内に開設したと発表した。パートナー企業や大学などとともに、AI/IoT技術を活用したビジネスモデルの早期実現および社会実装を加速させる。利用条件は要問い合わせ。同共同実証環境の開設にともない、共同実験を行うパートナー企業と大学を募集する。

 NTT東日本は、AI/IoT技術を持つパートナー企業や大学などと共同で検証を行える実証環境「スマートイノベーションラボ」を、同社が保有する通信ビルなどを活用して開設している。狙いは、ユースケースの開拓と検証である。

 第1号のスマートイノベーションラボは、2018年6月に東京の蔵前に開設した。今回、第2号のスマートイノベーションラボを、札幌市内に開設する(図1)。地方特有のユースケースの開拓を強化する。

図1:札幌市に開設した第2号のスマートイノベーションラボの概要(出典:NTT東日本の北海道事業部)図1:札幌市に開設した第2号のスマートイノベーションラボの概要(出典:NTT東日本の北海道事業部)
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 エッジコンピューティング環境として、NTT東日本保有の通信ビルまたはデータセンターを提供する。この上で、閉域ネットワークでパブリッククラウドやSINET(国立情報学研究所が構築・運用している情報通信ネットワーク)を直収する。

 AI/IoT環境は、AIの学習モデル作成に特化した専用のGPUサーバーを配備する。各種のフレームワークやライブラリも提供する。ディープラーニング(深層学習)の学習を高速化する技術も提供する。

 今後取り組む実証実験の1つとして、北海道大学とともに、札幌市円山動物園で飼育している動物の成育状況をカメラで監視し、画像情報をデータ化し、動物の生態分析に有用な情報の収集や解析を行う。これにより、早期に異変を把握したり、飼育員の稼動を軽減したりする。

 背景には、カメラやセンサーなどのIoTデバイスの普及にともない、収集できるデータが飛躍的に増加し、結果として通信量が増えているという状況がある。こうしたデータを即時処理するためには、1次処理を行うエッジ拠点によるクラウドへの通信量の削減や、低遅延な通信環境、高性能なサーバー環境が必要になる。

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