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「仕事ができる人」のナレッジ検索履歴を見える化するツール、図研プリサイトが販売

2019年12月24日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

図研プリサイトは2019年12月23日、ナレッジ活用ソフトウェア「Knowledge Explorer」の新バージョン「同 v3.0」を発表した。新版では、自分以外のユーザーが企業内のドキュメントをどのようなキーワードで検索し、得られた検索結果からどのようなドキュメントを参照したのかを確認できるようにした。仕事ができる人のナレッジの探し方が分かるようになった。

 図研プリサイトのKnowledge Explorerは、社内に蓄積したナレッジを活用するためのソフトウェアである。社内文書をキーワード検索する機能、参照中の文章の要約を作成する機能、文書から重要語を抽出して表示する機能、よく参照する文書をお気に入りリスト化する機能、他のユーザーが良く参照している文書を確認する機能などを提供する。

 参考文書をAIが自動で検索して知らせてくれる機能も備える。仕様書、提案書、レポートなどの文書を作成中に、社内で管理されている文書群の中から参考文書(ナレッジ)をピックアップして、プッシュ通知でユーザーに知らせてくれる。膨大な文書群の中から目的の情報を探す手間が省ける。また、自身では知り得なかった情報に気付くことができる。

 新版では、仕事ができる人のナレッジの探し方が分かる「みんなの検索履歴」機能を追加した(画面1)。自分以外のユーザーが、企業内のドキュメントをどのようなキーワードで検索し、得られた検索結果からどのようなドキュメントを参照したのかを確認できる。ドキュメント検索時の行動や判断を可視化する。ベテラン社員の検索履歴を他ユーザーが参照することにより、社員一人ひとりの情報検索力が向上する。

画面1:みんなの検索履歴の画面(出典:図研プリサイト)画面1:みんなの検索履歴の画面(出典:図研プリサイト)
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 新版では、第三者の視点でナレッジを客観的に評価できる「評価・コメント」機能も追加した。検索結果のドキュメントに対し、「いいね/いまいち」の評価ができる。ドキュメントにはコメントも付けられる。他のユーザーがどのような評価をしているかを可視化することで、客観的な視点でドキュメントの良し悪しを判断できる。コメントにはハッシュタグを付けられるため、キーワード以外の視点で検索結果を絞り込んだり、簡易的にドキュメントをグループ化したりできる。

 新版ではまた、管理者向けに、Active Directoryとユーザー情報を連携させられるようにした。Knowledge Explorerを初めて利用する際のアカウント作成や、日々のログイン、ファイルサーバー検索時のアクセス権限設定などが不要になる。

 稼働OSは、Windows Server 2012/2012R2/2016。Webアプリケーションとして動作する。動作に必要なミドルウェアとして、データベースサーバーのPostgreSQL 9.6.1、WebアプリケーションサーバーのApache Tomcat 8.5.6、検索エンジンのQuickSolution Ver.10.5.3を同梱している。

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図研プリサイト / ナレッジマネジメント / QuickSolution / 文書管理

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