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[事例ニュース]

北海道江別市、仮想環境の保護にArcserve導入、バックアップ時間増大などの課題を解消

2019年12月26日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

北海道江別市は、バックアップシステムを更改した。バックアップ時間の短縮や災害対策などを狙い、バックアップアプライアンス「Arcserve UDP Appliance」(米Arcserve製)を導入した。新システムは2019年7月から稼働している。

 北海道江別市は、バックアップソフトウェアを導入済みのアプライアンス機器「Arcserve UDP Appliance」を導入した。これにより、以前のバックアップシステムが抱えていた4つの課題を解消した。

 課題の1つは、ファイルベースのバックアップ運用によって、バックアップ時間が増大していたことである。日曜日のフルバックアップと平日の増分バックアップで運用していたが、データの増大にあわせてフルバックアップに要する時間が延び、業務システムによっては月曜日の開庁時間にずれこむリスクがあった。

 課題の2つめは、アプリケーションのオンラインバックアップやOS復旧の機能を導入していなかったことである。サーバーにハードウェア障害などが発生した場合、新しいサーバーを調達し、OSやアプリケーションを構築してからファイルを戻す必要があった。復旧時間が長くかかることで、行政サービスに影響を与える可能性が想定できた。

 課題の3つめは、IT運用に携わる要員が5人と少なく、運用負荷が大きくなっていたことである。課題の4つめは、災害対策をとっていなかったことである。2018年9月6日に発生した北海道胆振東部地震で大規模停電の影響を受け、行政サービスに支障をきたしてしまった経験があった。

 江別市では、こうした課題を解決するための対策として、イメージバックアップによるシステム全体のバックアップを選択した。また、ハードウェア障害が発生した場合でも、短時間でシステム復旧できることを必須条件として掲げた。サーバーリソースとバックアップ機能をセットで提供できる仕組みも欲しかった。これらの要件を満たす製品としてArcserve UDP Applianceを導入した。

 導入効果の1つとして、重複排除機能によって、フルバックアップ時のバックアップサイズが約60%少なくなった。これにより、バックアップ時間が短くなり、翌日の業務への影響もなく運用できるようになった。

 なお、北海道江別市では現在、業務システムが稼働する仮想化基盤として、VMware vSphereとNutanixが混在している。一方、Arcserve UDP Applianceは両仮想環境をエージェントレスでバックアップでき、両環境のバックアップ運用を一元化できる。この点も評価している。

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