[調査・レポート]

オールフラッシュアレイがマイナス成長、2019Q3は前年同期比16.5%減―IDC Japan調べ

2019年12月27日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

IDC Japanは2019年12月27日、2019年第3四半期(7月~9月)における国内外付型エンタープライズストレージシステムの支出額を発表した。2019年第3四半期の国内外付型エンタープライズストレージシステム支出額は454億9600万円で、前年同期比1.2%減となった。オールフラッシュアレイ(AFA)の支出額は113億3600万円で、前年同期比16.5%減となった。

 2019年第3四半期の国内外付型エンタープライズストレージシステム支出額では、前年同期の案件動向を受けて、従来にはない変動があった(図1)。

図1:国内外付型エンタープライズストレージシステム市場の支出額推移、2017年第3四半期~2019年第3四半期(出典:IDC Japan)図1:国内外付型エンタープライズストレージシステム市場の支出額推移、2017年第3四半期~2019年第3四半期(出典:IDC Japan)
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 変動の1つは、オールフラッシュアレイ(AFA)がマイナス成長となったこと。オールフラッシュアレイの支出額は113億3600万円で、前年同期比16.5%減である。一方、ハイブリッドフラッシュアレイ(HFA)は175億6800万円で同6.5%増、オールHDDアレイは165億9200万円で同3.8%増だった。

 オールフラッシュアレイがマイナス成長となり、オールHDDアレイがプラス成長となったのは、2013年に調査を開始して以降初めて。この結果、2019年第3四半期の外付型の支出額に占めるオールフラッシュアレイの比率は24.9%(前年同期29.5%)に下降し、オールHDDアレイの比率は36.5%(同34.7%)に上昇した。

 オールフラッシュアレイの減少を受け、外付型への搭載メディア容量においても、フラッシュが2013年の調査開始以降、初めて前年同期比でマイナス成長となった。

 オールフラッシュアレイの減少は、オールフラッシュアレイを使う比率が高いサービスプロバイダ向け案件のいくつかが遅延したことなどにより、前年同期にあった大型案件に含まれるオールフラッシュアレイの支出を補えるほどの売上がなかったために発生した。

●Next:オールHDDアレイが増加した2つの要因

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