[市場動向]

KDDI、データの自動匿名化技術を持つ韓国Deeping Sourceに出資

2020年1月9日(木)IT Leaders編集部

KDDIは2020年1月8日、有望なベンチャー企業への出資を目的とした「KDDI Open Innovation Fund 3号」(運営者:グローバル・ブレイン)を通じて、データ自動匿名化技術を持つ韓国のディーピングソース(Deeping Source)に出資したと発表した。

 ディーピングソース(Deeping Source)は、2018年6月に設立した韓国の企業である。マシンラーニング(機械学習)に必要なデータを自動で匿名化するサービスを展開している。代表者・CEOはピート・キム(Pete Kim)氏で、資本金は600万ウォン、社員数は12人である(図1)。

図1:従来のデータ加工手法とDeeping Sourceのデータ加工手法との比較(出典:KDDI)図1:従来のデータ加工手法とディーピングソースのデータ加工手法との比較(出典:KDDI)
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 KDDIでは、ディーピングソースのサービスがすぐれている点として、拡張性(マシンラーニングの多様化)、網羅性(画像・動画・テキスト)、リアルタイム性(データ容量の軽減)、セキュリティ精度(データの不可逆化)を挙げる。

 ディーピングソースへの出資についてKDDIは、データビジネス領域における新たな価値共創に向けた取り組みだと説明する。KDDIグループのARISE analytics(アライズ アナリティクス)が持つ画像解析技術と共創を進め、さまざまな企業のデータセキュリティを支援するとしている。

 出資の背景についてKDDIは、データの取扱量がグローバル規模で増加している状況を挙げる。「プライバシーに関わる個人情報保護法(GDPRやPrivacy Law)の規制強化も世界各国で議論や整備が進んでいる。こうした中、企業によるデータ収集のニーズも増加傾向にあり、データセキュリティ領域の技術を持つスタートアップ企業に関心が高まっている」(同社)。

 なお、KDDI Open Innovation Fundは、ベンチャー企業を支援するコーポレートベンチャーファンドである。現在活動しているKDDI Open Innovation Fund 3号は、運用総額は約200億円規模で、AI、IoT、ビッグデータ、FinTechを注力分野としている。

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