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アイル、基幹業務システム「アラジンオフィス」に生産管理オプションを追加

2020年1月16日(木)IT Leaders編集部

企業向け業務管理システムを開発・提供するアイルは2020年1月15日、同社が開発・提供する基幹業務パッケージシステム「アラジンオフィス」に、「生産管理オプション」機能を追加したと発表した。従来はカスタマイズで対応していた生産管理機能をオプションとして提供する。製造業の企業はコストや導入負荷を抑えて、自社に必要な生産管理機能のみを効率的にシステム化できる。

 アラジンオフィスは、各業界特有の商習慣に適した機能をパッケージ化した基幹業務システムである(画面1)。企業ごとの業務に合わせたカスタマイズもできる。

図1:「工程進捗問い合わせ」画面。ガントチャート形式で製造進捗を表示する(出典:アイル)図1:「工程進捗問い合わせ」画面。ガントチャート形式で製造進捗を表示する(出典:アイル)
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 従来、製造をともなう企業が必要とする生産管理機能については、カスタマイズで対応していた。今回、既存の販売・在庫管理パッケージ機能を利用しつつ、必要な生産管理機能をオプションで追加できるようにした。

 導入負荷を抑えながら、生産管理業務の基本部分をシステム化できる。カスタマイズ対応や、他社の生産管理システムの導入などと比較して、よりコストを削減できるほか、納期を短縮できる。

 登録した生産計画に対し、現在庫・受注残・発注残・製造残を加味した在庫の所要量を自動で計算し、必要手配数を算出できる。また、社内製造・外注製造の両方に対応する。工程進捗は、ガントチャート表示により視覚的に予実管理ができる。

 主な機能は、表1の通り。

表1:アラジンオフィスの主な機能
機能 概要
生産計画 受注生産の場合は登録した受注データを引き当てて登録し、見込生産の場合は受注を加味せず登録する
所要量計算 登録した生産計画に対して、現在庫・受注残・発注残・製造残を加味した在庫の所要量を自動計算し、必要手配数を算出する。発注・工程指示・移動指示データを一括で作成できる
工程指示入力 生産商品の工程情報や原料情報を登録することで、工程指示書を発行する。リードタイムを設定することで、各工程の納期を自動計算する
製造指示入力 工程指示データから製造指示に引き当てができる。内製の場合は製造指示書、外製の場合は発注書を発行する
製造実績入力 製造実績を製造指示データから引き当て登録する。作業者・工程・機械を登録することで、各製造実績データを集計できる。経費画面から経費入力もできる
工程進捗問い合わせ 製造指示と製造実績に基づいて工程進捗を管理する。視覚的に分かりやすいガントチャート形式で、予定に対して進捗に遅れがある場合は色を変更して表示する
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