[市場動向]

SAPジャパン社長を退任予定の福田譲氏、富士通の執行役員常務に、CIO兼CDXO補佐を担当

2020年1月30日(木)IT Leaders編集部

富士通は2020年1月30日、SAPジャパンの代表取締役社長の福田譲氏が同年4月1日付けで富士通の執行役員常務に就任することを発表した。CIO(最高情報責任者)兼CDXO(最高デジタルトランスフォーメーション責任者)補佐を担当する。福田氏はSAPジャパンの代表を3月31日付けで退任する予定となっている。

写真1:富士通の常務執行役員に就任予定の福田譲氏

 富士通の常務執行役員 CIO(最高情報責任者)兼CDXO(最高デジタルトランスフォーメーション責任者)補佐に、SAPジャパンの代表取締役社長の福田譲氏(写真1)が2020年4月1日付けで就任する。

 福田氏は、1997年に新卒でSAPジャパンに入社、2014年に生え抜き社員として初めてSAPジャパンの社長に就任した。SAPジャパンは同氏が、3月31日付けで社長を退任することを発表していた。

 富士通 代表取締役社長の時田隆仁氏は2019年9月の会見で「デジタル変革企業への転身」を掲げている(関連記事「デジタル変革企業へと転身、2022年度はDX事業で3000億円の売上を目指す」、富士通が会見)。CIO兼CDXO補佐を担当する福田氏は、SAPジャパンでの経験を元に富士通社内のデジタル化をグローバルで牽引していくことになる。

 なお、富士通は同日に、ユーザーのデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援する新会社、Ridgelinez(リッジラインズ)の設立を発表している(関連記事富士通、デジタル変革を支援する新会社「Ridgelinez:リッジラインズ」を設立)。

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