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エクストリーム-D、クラウド型データ分析基盤のインフラを拡充、Digital Realtyの大阪DCを利用

2020年2月12日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

エクストリーム-Dは2020年2月12日、AIデータ分析用途を想定したクラウド型のスーパーコンピュータシステム「XTREME-Stargate」のデータセンター基盤を拡充したと発表した。新たに、MCデジタル・リアルティが提供する「大阪第二データセンター」(KIX11)のコロケーションサービスを利用してサービスを提供する。XTREME-Stargateの提供基盤としては、既存の国内データセンターよりも大規模となる。

 「XTREME-Stargate」は、汎用のx86サーバーを利用したスーパーコンピュータシステムを、IaaS型クラウドサービスとして提供するサービスである(関連記事用途に合ったスパコン環境をクラウド上に10分で構築、エクストリーム-Dが年内提供)。データセンターに設置したベアメタル構成のサーバー機をIaaS型クラウドサービスの形態で提供する。

 用途に合わせて、テンプレートを用意している。これにより、複数サーバー機で構成するスーパーコンピュータシステムを短時間で構築できる。ミドルウェアのインストールや設定、チューニングなども実施する。ソフトウェアとしては、AIデータ分析で利用する標準的なミドルウェアを提供する。

 今回、XTREME-Stargateの提供基盤となるデータセンターを拡充した。既存の国内データセンター(非公開)に加えて、新たにMCデジタル・リアルティが提供する「大阪第二データセンター」(KIX11)からサービスを提供する。エクストリーム-Dによると、既存のデータセンターの約2倍ほどの規模となるサーバー資源を新データセンターから提供する。

MCデジタル・リアルティが国内データセンターを拡充

 なお、大阪第二データセンターを提供するMCデジタル・リアルティは、大手データセンター事業者の米Digital Realtyと三菱商事の合弁会社である。米Digital Realtyは2020年2月12日(シンガポール現地時間)、同社のデータセンターサービス「PlatformDIGITAL」が大阪第二データセンターで利用できるようになったことなどを発表している。

 エクストリーム-Dは、大阪第二データセンターで2020年3月から提供するコロケーションサービスの新メニューを利用する、第1号ユーザーとなる。コロケーションサービスでは、42U~52Uのラックスペースを自由にカスタマイズして利用できる。通信回線は、複数の通信キャリアを利用できる。

 MCデジタル・リアルティは、現在国内で4つのデータセンター(首都圏に2カ所、大阪の都市部に2カ所)を運営している。大阪第二データセンターの延べ床面積は2万3000平方メートルで、供給するサーバー用総電力は最大28MW。

 2021年後半までに、新たに印西エリアに36MWのデータセンターを開発する。これに続き、ユーザーの要望に応じて、36MW、30MW、18MW規模のデータセンターを順次開発し、最終的に東京エリアで120MW以上のデータセンターを利用できるようになる。

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