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バックアップソフトウェアのVeeamが新版v10をリリース、仮想環境へのリカバリを高速化

2020年2月19日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

データバックアップソフトを手がけるスイスのVeeam Softwareの日本法人であるヴィーム・ソフトウェアは2020年2月19日、データバックアップ製品群の新版「Veeam Availability Suite v10」を発表した。同日提供を開始した。新版では、NASバックアップ機能の強化や仮想マシンのインスタントリカバリ機能の強化など、150以上の強化を図った。

 Veeam Availability Suiteは、データバックアップの運用管理業務を支援するソフトウェアスイートである(関連記事データバックアップのVeeam Softwareが国内のユーザー動向を説明、「2022年にシェアNo1に」)。データバックアップソフトウェア「Veeam Backup & Replication」と、仮想環境を監視/可視化するソフトウェア「Veeam ONE」で構成する(図1)。

図1:Veeam Availability Suiteの概要(出典:ヴィーム・ソフトウェア)図1:Veeam Availability Suiteの概要(出典:ヴィーム・ソフトウェア)
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 同社のデータバックアップソフトの特徴は、オンプレミスの仮想化環境やパブリッククラウド環境などが混在したマルチプラットフォーム環境のデータをバックアップできることと、システム障害時にデータを確実にリストアできるように可用性に注力していることである(関連記事DR(災害時復旧)作業を自動化するソフト、バックアップソフトのVeeam Softwareが提供開始)。

 まず、マルチプラットフォーム環境のデータをバックアップできる。VMware vSphereやHyper-V、Nutanixなどのサーバー仮想化環境については、個々の仮想サーバーをエージェントレスでバックアップできる。物理サーバー環境や、AWSやAzureなどのパブリッククラウドについては、個々のOSにインストールするエージェントソフトを用意している。

 バックアップファイルについては、マルチプラットフォームで共通して利用できる、可搬性の高い独自のファイル形式「.vbk」を採用している。VMware/Hyper-V/Nutanixなどの仮想環境やWindows/UNIXのバックアップエージェントなどでバックアップしたデータを「.vbk」形式で保存し、これをAWS/AzureなどのパブリッククラウドやVMware/Hyper-V環境などに復元できる。

 システム障害時にデータを確実にリストアするための仕掛けとして、バックアップ済みのデータを使って実際にシステムを起動できるかどうかを事前に確認可能な検証環境を用意している。起動できることを確認した上で、本番環境に復元できる。また、必要なデータを素早く復元できるように、システム単位だけでなくファイル単位やアイテム単位で復元できるようにしている。

●Next:新バージョン「v10」で強化した機能のハイライト

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バックアップソフトウェアのVeeamが新版v10をリリース、仮想環境へのリカバリを高速化データバックアップソフトを手がけるスイスのVeeam Softwareの日本法人であるヴィーム・ソフトウェアは2020年2月19日、データバックアップ製品群の新版「Veeam Availability Suite v10」を発表した。同日提供を開始した。新版では、NASバックアップ機能の強化や仮想マシンのインスタントリカバリ機能の強化など、150以上の強化を図った。

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