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NEC、企業のスマートワーク推進を支援する「NEC 働き方見える化サービス Plus」を提供

2020年2月20日(木)IT Leaders編集部

NECソリューションイノベータとNECは2020年2月19日、企業のスマートワーク推進を支援する「NEC 働き方見える化サービス Plus」を発表した。2020年3月1日から提供する。サービスプランにはライト/スタンダード/アドバンスがあり、価格(税別)は、ライトが月額250円、スタンダードが月額350円、アドバンスが月額500円(いずれも1ID当りの価格。10IDから提供が可能)。両社は、今後3年間で全プラン合計で50万IDの導入を目指す。

 「NEC 働き方見える化サービス Plus」は、NECソリューションイノベータが提供する「NEC 働き方改革支援ソリューション」と、NECが提供する「働き方見える化サービス」の機能を統合したサービスである(画面1)。時間や場所にとらわれない労務管理や、メンバー間のコミュニケーションの向上などを実現できる。スマートワーク(ITを活用することによりワークスタイルを改善し、従業員が業務の生産性を高めて効率よく仕事ができる環境)の推進、労働時間の適正化、チームの生産性の向上、などを支援する。

図1:「NEC 働き方見える化サービス Plus」の利用画面(出典:NEC)図1:「NEC 働き方見える化サービス Plus」の利用画面(出典:NEC)
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 「コミュニケーションダッシュボード」上で、従業員の勤務場所・時間外勤務状況・休暇状況などを可視化し、メンバー間で互いの状況を共有できる。働く場所に関わらず、メンバーの負荷状況を把握したり、業務分担を見直したりできる。テレワークやフリーアドレスを実施する際のマネジメントを支援できる。

 勤怠情報と同サービスで取得したPCの利用状況から、法令違反となる上限時間、または36協定などにより企業が事前に設定した上限時間に近づいたり超過した場合、自動的に検知・予測し、アラートを表示する。メンバーの労働時間に対する意識向上を支援できる。PCやアプリケーションの利用状況から、メンバーの業務負荷を分析できる。

 時間外勤務申請と連動し、終業予定時間になるとPCをロックする運用もできる。上司が部下の残業可否を事前に判断し、不要不急の残業を防止できる。

 Microsoft Teamsを活用し、コミュニケーションの促進(2020年9月機能強化予定)も図れる。同サービスに登録した「今日メール(業務予定をメールで共有する機能)」の内容をプッシュ型でMicrosoft Teamsに発信し、チームメンバーで共有できる。

 サービスプランは3種類。ライトプランは、コミュニケーションダッシュボード、勤務予定の申請、PC操作開始/終了時刻の取得・ダウンロードの機能を提供する。スタンダードプランは、ライトプランに加え、PCロック、勤怠システムとの連携、働き方分析を提供する。アドバンスは、スタンダードプランに加え、自己分析(アプリケーションやファイルの利用状況)、今日メール、タスクの共有、休暇計画の共有、見える化したデータの出力(CSV形式)を提供する。

 背景について同社は、少子高齢化にともなう生産年齢人口の減少や働き方改革関連法の施行などを受けて、日本の産業界における「働き方改革」への取り組みが進み、テレワークなどの新しい働き方が浸透してきていることを挙げる。一方、「姿が見えないところで仕事をしているため、マネジメントがしにくくなった」、「時間・場所にとらわれない働き方によって、社員同士のコミュニケーションがとりづらくなった」という働き方改革の実践上の課題が見受けられるとしている。

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