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NTT東日本埼玉事業部、多数のRPAロボットをBPMで一元管理、年間12万時間を削減可能に

2020年2月27日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

NTT東日本の埼玉事業部は2020年2月27日、開発したRPAロボットを一元的に実行する「埼玉ロボットオペレーションセンタ」(SROC)を構築し、2020年2月から運用を開始したと発表した。BPM(業務プロセス管理)基盤としてNTTデータ イントラマートの「intra-mart」も導入した。これらにより、従来人手で実施していた年間約12万時間の作業を削減できるようになった。

 NTT東日本の埼玉事業部は、回線開通業務の生産性を向上させるため、主要業務を標準化し、RPAソフトウェア「WinActor」を使って自動化している。また、RPAの運用技術者や端末などのリソースを有効に活用することなどを狙い、ロボットの運用・維持管理を一元的に実施するオペレーションセンターを運用している。

図1:多数のRPAロボットをBPMソフトウェアで制御している(出典:NTTデータ イントラマート) 図1:多数のRPAロボットをBPMソフトウェアで制御している(出典:NTTデータ イントラマート)

 しかし、ロボットと、ロボットを実行する端末数が増加したことで、ロボットのオペレーションにかかる作業も増加した。多数のロボットの起動やエラー監視、完了確認、ツール動作後の結果共有などの作業である。これが課題となっていた。この課題を解決するため、BPMソフトウェアとして、NTTデータ イントラマートのシステム基盤「intra-mart」を導入した(図1)。

 BPMソフトウェアを導入したことによって、多数のロボットを遠隔で効率的に運用できるようになった。例えば、多数のロボットの実行制御、エラー発生時や動作完了時におけるメール通知、ロボットが作成するファイルの複数拠点での共有、複数端末でシナリオの修正が発生した際の一斉更新などが可能になった。

 多数のロボットを遠隔で効率的に運用できるようになったことから、2020年2月からSROCの本格運用を開始した。NTT東日本埼玉事業部のエリアだけでなく、東日本エリア全域の一部ロボットまで運用を拡大した。この結果、回線開通業務に関する主要業務のロボット化と、ロボットの一元的な運用をあわせ、従来人手によって行っていた年間約12万時間の作業の削減が可能になった。

 今後は、オペレーションセンターと一元的運用/監視/維持管理のノウハウを蓄積する。さらに、intra-martのBPM機能を活用して各ロボットの実行プロセスをつなぎ、業務プロセス全体の最適化と自動化を図る。また、蓄積したノウハウを活用し、ユーザー企業向けのサービスとして提案していく。

 なお、intra-martの導入支援は、NTTデータ イントラマートのパートナー企業である日本情報通信が実施した。

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