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アセンテック、クラウド上にテレワーク環境を最短6時間で構築できるサービス「Resalio DaaS SS」

2020年3月5日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

アセンテックは2020年3月5日、中小規模事業者に向けて、クラウド上に企業固有のテレワーク環境を最短6時間で提供するサービス「Resalio DaaS SS」(レサリオ ダース エスエス)を発表した。クラウド上に、社内LANや共有ファイルサーバー、ドメインコントローラ、仮想デスクトップ、――などををまとめて構築できる。価格(税別)は、基本構成となるイントラネットが月額3万9800円から、オプションの仮想デスクトップが月額2480円から。

 Resalio DaaS SSは、ユーザー企業が普段使っている社内LAN上のファイルサーバーやPC群と同等のプライベートネットワーク環境を、クラウド上に用意できるサービスである。テレワーク環境を短時間で用意しなければならないケースに適する。Webブラウザを使った簡単な設定だけで、半日程度でテレワーク環境を自動で構築できる(図1)。

図1:Resalio DaaS SSで構築できるテレワーク環境の概要(出典:アセンテック)図1:Resalio DaaS SSで構築できるテレワーク環境の概要(出典:アセンテック)
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 例えば、Webサイトからサービスを申し込むのに20分、Web管理画面でファイルサーバーなどのイントラネット環境をクラウド上に構築するのに30分、仮想デスクトップ10台をクラウド上に構築するのに5時間、――といった具合でテレワーク環境を短時間で構築できる(図2)。

図2:Webブラウザを使った簡単な設定だけで、半日程度でテレワーク環境を自動で構築できる(出典:アセンテック)図2:Webブラウザを使った簡単な設定だけで、半日程度でテレワーク環境を自動で構築できる(出典:アセンテック)
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 標準で利用できるHTML5対応のWeb管理画面「管理マネージャ」機能を使って、Webブラウザから仮想IT資源をコントロールできる。管理マネージャ上では、デスクトップの追加、スペック変更、削除、初期化、デスクトップの電源操作(起動、停止、強制停止、再起動、強制再起動)、RDP障害時のVNC接続、VPNサービスの設定、――などができる。

 仮想デスクトップは、必要に応じてマシンスペックやユーザー数を変更できる。また、クラウドからセキュリティゲートウェイを介して拠点の社内LANとVPN(IPSec)で接続し、現有ファイルサーバーや現有プリンタを利用する使い方もできる。

 標準構成「イントラネット」(最大30ユーザー)は、プライベートネットワーク上で、認証サーバー兼ファイルサーバー(Active Directory相当、500GB SSD付き)、セキュリティゲートウェイ(1拠点とのIPsec-VPNサービス付き)、管理ソフト「管理マネージャ」、――で構成する。価格(税別)は、月額3万9800円。

 オプションの「仮想デスクトップ」は、最大30台まで作成できる。OSはWindows 10相当(Windows Server 2019をターミナルサービス型で共有)またはLinux(2020年3月末リリース予定)。画面情報端末プロトコルのRDPでアクセスしてリモート操作する。価格(税別)は、Windows 10版の最小構成(2コア、メモリー1GB、ストレージ50GB)が月額2480円、Linux版の最小構成(2コア、メモリー1GB、ストレージ100GB)が月額980円、など。

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