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ウイングアーク1st、請求書Web配信サービス「SVF TransPrint Web配信」を2020年9月末まで月額無料で提供

2020年3月6日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ウイングアーク1stは2020年3月6日、新型コロナウィルス対策用にリモートワークやテレワークを導入している企業を支援するため、クラウド型請求書Web配信サービス「SVF TransPrint Web配信」を、2020年9月末まで月額利用料無料で提供すると発表した。初期費用も通常80万円のところを10万円で導入できる。

 ウイングアーク1stの「SVF TransPrint Web配信」は、クラウド型の請求書Web配信サービスである。帳票印刷して配送する作業を、Web配信に置き換えられる。あらかじめ登録してある取引先のメールアドレスに対して、PDFファイル形式で出力した帳票を配信する(図1関連記事ウイングアーク1st、PDF帳票をWeb配信・郵送するサービス「SVF TransPrint」)。

図1:SVF TransPrint Web配信の概要(出典:ウイングアーク1st)図1:SVF TransPrint Web配信の概要(出典:ウイングアーク1st)
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 帳票を取引先に送信したい企業は、PDF帳票を格納した配信フォルダごとに、メールのテンプレートや、即時もしくは定時といった配信タイミングを設定できる。取引先は、SVF TransPrint Web配信の受信者Web画面を介して、帳票ファイルをダウンロードできる。

 今回、新型コロナウィルス対策用にリモートワークやテレワークを導入している企業を支援するため、SVF TransPrint Web配信を2020年9月末まで月額利用料無料で提供する。初期費用は10万円である。これに対して、通常料金は、月額費用が6万5000円で、初期費用が80万円である。同社のWebページから申し込める。申し込み期間は、2020年4月30日まで。

 ウイングアーク1stによると、請求書をはじめとした企業間の紙文書のやり取りがテレワークの課題となる。SVF TransPrintは、帳票類のWeb配信や取引先からの返信といった、電子書類の流通基盤を提供する。ロケーションにとらわれず、封入・郵送を必要としない請求業務を行えるようになるとしている。

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