損害保険ジャパン日本興亜(損保ジャパン日本興亜)は2020年3月13日、自動車保険と傷害保険における事故対応にチャットボットを利用するトライアルを開始すると発表した。24時間365日事故対応ができるようになる。
損保ジャパン日本興亜は、2018年10月から「LINEによる保険金請求サービス」を提供している。スマートフォンのメッセージアプリ「LINE」を使って、保険金の請求手続きができるサービスである。
今回、同サービスにチャットボットを搭載した(画面1)。LINE上のチャットボットが、必要な手続きを自動応答で案内する。ユーザーは、チャットボットの質問に返信するだけで保険金を請求できる。
これにより、損保ジャパン日本興亜の営業時間に限らず、ユーザーの都合に合わせて24時間365日(自動車保険の場合)対応できるようになった。最短30分で手続きが完了する。
拡大画像表示
チャットボットだけで事故対応が完結する。(1)事故連絡、(2)契約内容・保険料への影響を確認、(3)必要事項・資料の画像送信、(4)支払保険金の確認と支払先の指定、――という一連の流れを、チャットボットだけで実現する。
チャットボット対応中でも、ユーザーの希望により、担当者が有人で対応することも可能である。
なお、損保ジャパン日本興亜によると、事故の受付から保険金支払いの案内まで、チャットボットで事故対応が完結するのは、2020年1月末日時点で、大手損害保険会社では初めて、としている。
今後は、チャットボットをバージョンアップするとともに、修理工場の紹介やレンタカーの手配など、「LINEによる保険金請求サービス」で利用できるコンテンツを拡充する。
-
-
-
-
Gemini搭載でGoogle CloudのAIプラットフォーム「Vertex AI」が大幅アップデート。企業の生成AI活用に不可欠なデータマネジメントとは
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
大型化、狭額縁化だけじゃないモニターの進化! “機能”と“信頼性”を両輪に差別化を推し進めるレノボの「ThinkVision」
-
WalkMeが2023年のデジタルアダプションアワードを発表。「えきねっと」におけるUX向上事例など、ユーザー間でノウハウを共有するイベントを開催
-
-
Lenovo Tech World Japan 2023 特別対談「レノボ×マイクロソフト」が語る生成AI活用の“現在地”と“近未来”
-
-
-
あらゆるユーザーにAI活用を!「Lenovo Tech World Japan」で提示される企業コンピューティングの近未来像とは?
-
-
-
-
-
-
-