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オントラック、データが正しく抹消されているかを検証する「データ消去検証サービス」を開始

2020年3月18日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

データ復旧サービスを手がけるオントラック・ジャパンは2020年3月18日、ハードディスクなどのデータが正しい手段で抹消されていることを検証するサービス「EVS(Erasure Verification Service)」を国内でも提供すると発表した。2020年3月25日から提供する。NISTのデータ抹消ガイドラインに準拠していることを保証する。

 オントラック・ジャパンは、誤って消してしまったデータなどを復旧するデータ復旧サービスを提供しているベンダーである(関連記事オントラックがデータ復旧サービス施設を拡大、386.6平米で月間350~500案件を処理可能に)。データ復旧ソフトウェアのライセンス供与に加えて、データ復旧サービスやデータ移行サービスといったSIサービスを提供している。

 今回新たに、ハードディスクなどのデータが正しい手段で抹消されていることを検証するサービス「EVS(Erasure Verification Service)」を提供する。グローバルでは提供済みだが、国内では未提供だった。背景として、神奈川県庁のハードディスク流出問題を受け、企業からの問い合わせが増えているという。

 データ消去検証サービス(EVS)では、データが抹消されているかどうかを検証する。効果的な手段で正しく抹消されていることを評価し、NIST(National Institute of Standards and Technology)のデータ抹消ガイドライン「SP800-88Rev.1(2014)」に準拠していることを保証する。

 検証後は、結果報告レポートを作成する。必要に応じて、調査結果の概要を提供し、詳細内容について当事者間で協議を行なう場合もある。レポート内容に含まれる最低限の項目は、メーカー名、型番、公称容量、シリアル番号、分析内容と結論、―である。

 なお、ハードディスクに関しては、「隠し領域内部の検証」と「再割り当て済みセクタ内部の検証」を実施する。隠し領域内部の検証では、隠し領域(HPA/DCO)の保護を無効化したり、不良セクタに対する再割り当て機能を無効化したりした後、媒体上の全データをイメージファイルとして取得し、残存データの検索・分析を行う。

 なお、SSDなどNANDフラッシュに関しては、個々のNANDICチップを機器から取り外して検証する。これにより、隠し領域(HPA/DCO)の保護が無効となり、イメージファイルを取得できる。データはビットレベルで検証し、データの残存の可能性を分析する。

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