[新製品・サービス]
サン、オープンソースを基盤にしたSOA環境「Sun Java Composite Application Platform Suite 6」
2008年10月22日(水)IT Leaders編集部
サン・マイクロシステムズは2008年8月20日、SOA(サービス指向アーキテクチャ)プラットフォーム製品の新版「Sun Java Composite Application Platform Suite 6(Sun Java CAPS6)」の国内販売を開始した。
サン・マイクロシステムズの「Sun Java Composite Application Platform Suite 6(Sun Java CAPS6)」は、オープンソースを基盤とし、ビジネスプロセス管理(BPM)機能やエンタープライズサービスバス(ESB)機能、マスターデータ管理(MDM)機能などを標準で装備している。
BPM機能では、ESB上でWebサービス化したアプリケーションや、それらと外部のWebサービスを組み合わせたビジネスプロセスをGUIで容易に作成できる。また、Sun Java CAPS 6のESBは、Javaの標準であるJBI(Java Business Integration)に準拠し、ビジネスプロセスを実行する際の内部/外部システムとの連携に必要なメッセージ変換、ルーティング、仲介を実行する。
さらに、MDM機能では、これまでアプリケーションごとに保有していたマスターデータを企業や組織全体で統合し、データの正規化を実現するマスターインデックスを作成できる。このほか、Sun Java CAPS 6では外部システムとの連携用アダプタが用意されており、ERP(総合業務)パッケージやデータベース、Webサービスなど、インタフェース定義済みシステムに対しては、GUIで設定するだけで実装できる。
また、C/C++、Microsoft Visual Basic、COBOLといった開発言語のAPIを装備しているため、メインフレームや独自開発システムとの連携も可能。
ライセンス価格は、サブスクリプション型料金体系(サーバー筐体数、CPU、ソケット数無制限)で1人あたり年間1万3920円(税別、スタンダードサービスを含む)から。
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