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[新製品・サービス]

イーシステム、名刺管理サービス「アルテマブルー」の名刺情報とTSR企業情報を連携

2009年1月29日(木)IT Leaders編集部

顧客情報管理(CRM)システムの導入サービスとサポート事業を手がけるイーシステム(現社名:キヤノンエスキースシステム)は2009年1月28日、同社の名刺管理サービス「アルテマブルー」の名刺データを、東京商工リサーチが提供する「TSR企業情報ファイル」と連携させるサービスを開始することを発表した。この連携によりアルテマブルーの利用ユーザーは、名刺上の企業に関するTSR企業情報をアルテマブルー上で確認して、営業活動やマーケティング、与信管理に役立てることができるようになる。

アルテマブルーは、日本のビジネスに欠かすことのできない名刺をデジタル情報化し、名刺データとして経営に活用するためのさまざまな機能を実装したSaaS型サービス。キヤノン電子を含めた120社を超える企業への導入実績を持つ。

従来は個人の管理に委ねられ企業内に分散していた名刺情報を、アルテマブルーを導入してデジタル化・一元管理することで、社員間で共有できるようになり、企業の資産として経営に活用できるようになる。また、PCや携帯からネットワーク経由でデータセンター上の名刺データにアクセスする方式であるため、情報漏えい対策面で安全性が高いとともに、利用する場所と時間の制約を受けにくい利便性の高い仕組みとなっている。

今回のサービス開始により、東京商工リサーチの201万社を超える「TSR企業情報」を、アルテマブルーに取り込むことができるようになった。ユーザーは所有する名刺データからワンクリックで取引先の企業情報を見ることができる。「売上高」や「従業員数」「業種」といった情報に加え、与信の指標となる「評点」も見ることができるため、日々の営業活動にすぐに役立てられるようになるという。

発表による同サービスの利点は以下のとおり。

  • 企業情報を各担当者の営業活動に活用:営業マンごとに、強い人脈を持つ企業の業種や、豊富な情報を持つ業種といった分析を、名刺の企業属性からアルテマブルー上で集計できる。各営業が互いの得意な業種や分野を知ることで、情報交換の活性化も図れる。
  • 企業情報による見込み顧客や取引先の分析:名刺をベースとした取引先分析レポートをアルテマブルーでリアルタイムに集計できる。部署や営業個人ごとのレポートにより、アプローチの足りない業種や企業規模を可視化して、営業方針やマーケティングに活かすことが可能。
  • TSR企業情報を切り口としたターゲットリストの作成:売上高、従業員数をもとにターゲットとなる企業の規模を絞り込んだり、業種業態を条件としてターゲットを抽出し、マーケティングや見込み顧客の掘り起こしに活用できる。
  • 一斉メール配信機能「UltimaMail」:名刺の所有者の名前を差出人にセットして各人へのメールを配信することができる強力なメール配信エンジン。作成したターゲットリストに対して本格的なメールマーケティングを実施可能。

なお、TSR企業情報は、取得する企業数・情報量に応じた料金設定となっている。アルテマブルーのユーザーは、「TSR企業情報オプションサービス」を申し込むことでTSR企業情報を利用できるようになる。また、同サービスでは、TSR企業情報のCD-ROMデータをイーシステム側でアルテマブルーのデータベースに登録する仕組みになっており、CD-ROM媒体の管理も要望に応じ同社で行うため、ユーザーはデータインポートや媒体管理の作業も不要とのこと。

アルテマブルーサービスサイト
http://ultimablue.jp/

TSR企業情報サービスサイト
http://www.tsr-net.co.jp/service/

イーシステム
http://www.e-system.co.jp/

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キヤノンエスキースシステム / 名刺管理 / 東京商工リサーチ / 金融 / 与信管理

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