[市場動向]

富士通とレッドハット、Linuxのサポート分野で提携強化

2009年2月2日(月)IT Leaders編集部

富士通と米レッドハットは2008年11月18日、ミッションクリティカル領域でのLinuxサポートサービス分野における提携を強化すると発表した。基幹業務システム向けの新たなLinuxサポートサービスを共同開発しており、富士通の運用・保守支援サービス「SupportDesk(サポートデスク)」のラインナップに追加して提供する。サポート対象は、富士通の基幹IAサーバー「PRIMEQUEST」かPCサーバー「PRIMERGY」で稼働するLinuxディストリビューション「Red Hat Enterprise Linux 5(RHEL 5)」。

新サービスは「SupportDesk Linux-拡張サポート」と「SupportDesk Linux-長期サポート」の2つ。いずれもLinuxを導入したシステムの長期・安定運用を図るサービスである。

SupportDesk Linux-拡張サポートでは、最新アップデート・リリースのRHEL 5.2と今後リリース予定の同5.4、同5.6に対する障害修正ファイルの提供期間を、1年半〜2年に拡大する。アップデート・リリース間で半年の重複期間を設けることで、ディストリビューションの計画的な移行と安定運用を支援する。

SupportDesk Linux-長期サポートでは、金融業界や通信業界などの社会システムを対象に、次期アップデート・リリースのRHEL 5.3と最終リリース予定である同5.7に対する障害修正ファイルの提供期間を、それぞれ約5年に拡大する。アップデート・リリース間で約2年の重複期間を設けることで、システムの長期的運用を可能にする。

新サポートサービスは、富士通を通して日本国内で販売をスタートし、順次グローバルに展開していく。価格は、拡張サポートが年額36万円から、長期サポートは個別見積り。

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富士通 / Red Hat / PRIMEQUEST / PRIMERGY / Red Hat Enterprise Linux / Linux / 協業・提携

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