[新製品・サービス]

デル、「フレキシブル・コンピューティング」の導入支援サービスを開始

2008年11月21日(金)IT Leaders編集部

デルは2008年11月20日、「フレキシブル・コンピューティング」の導入支援サービスを開始した。フレキシブル・コンピューティングとは、システム管理の簡素化を実現するために同社が提唱しているソリューションの総称。シンクライアントの技術を基盤に、データやアプリケーション、OSなどを集中管理することで、個別のハードウェアに依存せずにシステムを利用できるようにする。

 「フレキシブル・コンピューティング」では、アプリケーションを複数の方式で実行できる。例えば、サーバーからLAN経由でクライアント側にデータを取り込み、アプリケーションの処理をクライアント側で実行する。クライアントのOSやアプリケーションをサーバーに格納しておき、処理をサーバー側で実行して、結果をクライアントの画面に表示することも可能。

 今回、3段階のサービスを提供することで、フレキシブル・コンピューティングによるオフィス機能の強化を目指す。「アセスメント」は、ITのサポート、管理、ユーザーのプロファイル、データセンターの所在を特定し、分析と提言を行う。これによりコスト分析や代替案、推奨するアーキテクチャ、システム導入のための戦略を提案する。参考価格はPC 400台までで1拠点あたり15万円から。

 「プルーフ・オブ・コンセプト」は、5台程度のクライアントの設定や基本的な機能、4〜5種のアプリケーションのテストを行う。テストの結果からユーザーの環境にあった構成や導入を検討しているソリューションの有効性を実証する。価格は個別見積り。

 「パイロット」は、最大100台までのクライアントを設定して、限られた環境におけるソリューションを検証する。価格は個別見積り。

関連キーワード

Dell / クライアント管理

関連記事

トピックス

[Sponsored]

デル、「フレキシブル・コンピューティング」の導入支援サービスを開始デルは2008年11月20日、「フレキシブル・コンピューティング」の導入支援サービスを開始した。フレキシブル・コンピューティングとは、システム管理の簡素化を実現するために同社が提唱しているソリューションの総称。シンクライアントの技術を基盤に、データやアプリケーション、OSなどを集中管理することで、個別のハードウェアに依存せずにシステムを利用できるようにする。

PAGE TOP