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ウチダスペクトラム、企業向け検索ソフト「SMART/InSight G2」を発表、画面カスタマイズと検索手順共有で情報活用を促進

2008年11月18日(火)IT Leaders編集部

内田洋行とウチダスペクトラムは2008年11月18日、エンタープライズサーチ製品の新版「SMART/InSight G2」を発表した。ユーザーが自ら検索画面をカスタマイズしたり、検索手順を社内で共有したりする機能を強化した。旧版はウチダスペクトラムが単独で販売していたが、新版は内田洋行と共同で販売。グループで初年度10億円の売り上げを目指す。

エンタープライズサーチは、情報システムに格納した文書ファイルや業務データから、特定のキーワードに関連する情報を検索する企業向けの検索技術。ファイルサーバーやグループウエア、データベースサーバーの情報資産を有効活用できるとして注目度が高まっている。

SMART/InSight G2は3つの機能群で構成する。「Ajaxポータルフレームワーク」は検索画面を作成するための機能群。結果表示や履歴管理、結果の絞り込みなど10種類のソフト部品をマウスのドラッグ&ドロップ操作で画面上に配置する。ユーザーは業務内容に応じて画面をカスタマイズできる。

「集合知形成フレームワーク」は、検索条件や履歴をユーザーごとに保存・共有する機能群である。検索や結果の絞り込みに適切なキーワードが思い浮かばないユーザーも、目的の情報を探しやすくなる。

「仮想データ統合フレームワーク」は、異なるシステムに分散している文書ファイルや業務データを関連づける機能群。インターネットを含む社内外の複数の情報源を対象に検索できるようにする。

Windows Server 2008か同2003 R2 SP2で動作する。ライセンス価格は年間720万円から。買い取りの場合は3350万円から。

関連キーワード

ウチダスペクトラム / 内田洋行 / エンタープライズ検索 / 文書管理 / 情報共有 / ナレッジマネジメント / Ajax / UI/UX

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