[新製品・サービス]

NECネクサ、ERPをサービスとして提供する「GRANDIT-ASP・SaaS」の販売を開始

2009年2月24日(火)IT Leaders編集部

NECネクサソリューションズは2009年2月23日、Web型ERPパッケージ「GRANDIT(グランディット)」としては初となるASP・SaaSサービスの販売を開始すると発表した。GRANDITは、Microsoft SQL Serverを基盤にした完全WebプラットフォームによるERPで、国内SI(システムインテグレータ)のノウハウを結集して開発されたもの。中堅企業向けながら、大企業にも適用可能なERPパッケージとして、BI(ビジネスインテリジェンス)、EDI(電子データ交換)、ワークフロー機能を標準搭載している(SQL Server 2008対応は、2009年6月を予定)。

今回発表された「GRANDIT-ASP・SaaS」は、GRANDITの業務モジュール(販売・調達在庫・製造・経理・債権・債務・人事・給与・経費・資産管理の計10種類)と、NECネクサソリューションズが開発した生産管理アドオンモジュール、原価計算アドオンモジュールを月額料金で利用できるサービス。

価格は、会計モジュール1ユーザーの利用で月額7500円から(初期費用、月額基本料、環境利用料が別途必要)。

発表による同サービスの特長は以下のとおり。

1. 変化対応力~必要な業務を必要なだけ利用でき、カスタマイズにも対応

  • サービス利用期間の設定がなく、将来的な業況・業態変化にも最小限の導入リスクで導入可能。
  • GRANDITで提供する全業務領域をカバーし、利用業務範囲に応じた導入パターンを用意。
  • 同社の共通基盤上にサービスを構築するため、企業の業務処理量に合わせた処理能力の変更が可能。
  • 企業の業態変化・業務拡大への柔軟な対応や、従来の基幹業務のASP・SaaSでは難しかったカスタマイズが可能で、企業の個別ニーズに合うサービスを期待できる。

2. 安全・安心とTCO低減対応力~BC/DRにつながる運用を低コストで実現可能

  • 同社が提供する共通基盤上に、企業ごとに独立した仮想環境を用意して構築。仮想環境のセキュリティは強固で、それらを設置するデータセンターは免震構造、電源冗長化などの災害対応が施されている。
  • 法対応のバージョンアップ等のアプリケーションのメンテナンス、セキュリティ対応やサーバーのシステムメンテナンス、日常のデータのバックアップ等は同社が行うため、運用負荷の軽減が可能。
  • BC(事業継続)/DR(災害対策)につながる安全と安心な運用を、企業のトータルコスト(TCO)を低減しながら実現可能。

3. 社会的責任への対応力~内部統制や環境対応へ配慮

  • GRANDITは、IT統制と業務統制への対応をサポートしているため、内部統制対応を行う際に必要となるERPシステム側の運用を効率化できる。
  • 同サービスの実現に対し、これまでより環境への負担を低減したデータセンターへ設置して、環境に優しいサービスを提供。

同社では、同サービスを今後3年間で200社以上への販売を見込んでおり、今後も中堅企業のERP導入、活用のサポートをさらに進めていくとしている。


「GRANDIT-ASP・SaaS」
http://www.nec-nexs.com/sl/sol/erp_grandit1.html

NECネクサソリューションズ
http://www.nec-nexs.com/
 

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