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コムチュア、マッシュアップでWebアプリを開発するサービスを開始

2009年5月2日(土)IT Leaders編集部

コムチュアは2009年5月1日、日本アイ・ビー・エム(以下日本IBM)のマッシュアップ基盤ソフト「IBM WebSphere sMash」(以下sMash(スマッシュ)に特化したWebアプリケーションの開発を行う国内初の専門チームを発足し、本格的にサービスの提供を開始すると発表した。

マッシュアップとは、インターネット上の複数のサービスを部品として組み合わせることで、新たなアプリケーションを開発する手法のこと。これは、インターネット上で手に入るサービスと既存の業務システムを組み合わせることで、安価かつ短期間で有用なビジネスシステムを構築できることで注目されている開発手法である。

最近では、市場環境の急変や突発的なビジネス戦術などに対応するため、より迅速にアプリケーションを構築する要望が高まっている。同社では、こうした市場ニューズに対応するため、マッシュアップ機能を備えたsMash環境での開発・実行などの技術検証を進めていた。そして従来のWebアプリケーション開発に比べ、3割を越えるコスト削減と期間短縮を実現。今回日本で初めてsMash環境でWebアプリケーション開発を行う10名の専任チームを編成し、日本IBMの協力のもとでsMashの市場拡販を目指す。

同社はすでに本技術を活用したアプリケーションを提供している。コクヨオフィスシステム向けの「オフィスダーツ」(フリーアドレス座席割り振りシステム)である。そして今後もより拡張性のあるサービスでWebアプリケーションの構築・導入の支援を目指し、開発体制を2年間で3倍の30名体制に拡充する予定である。

sMash環境でのアプリケーション開発の特長は次のとおり。

  1. 企業内の既存の情報資産(アプリケーションやデータなど)をSaaSアプリケーションなどとマッシュアップ(組み合わせ)して、システム構築にかかるコストの削減や期間の短縮を実現。
  2. インターネット上にあるサービス(地図情報や為替情報)の組み込みなどで、迅速かつ手軽なシステム構築を実現。
  3. Web2.0技術により、見た目や使い勝手がよく、連携性の高いシステムを提供。
  4. キャンペーンサイトなど、一定期間だけ必要なシステムも手軽に構築できる。

コムチュア
http://www.comture.com/

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マッシュアップ / Web 2.0 / エンタープライズ2.0 / IBM / WebSphere

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