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[新製品・サービス]

EMCジャパン、データ重複除外機能を大幅に強化したバックアップ製品群を発表

2009年6月19日(金)

EMCジャパンは2009年6月18日、業界で初めてOracle DatabaseならびにMicrosoft SQL Serverでデータの重複を除外するバックアップ製品の提供開始を発表した。データ重複除外機能により、繰り返し保存されているデータの重複部分の排除が可能となり、バックアップに必要なストレージ容量を最大50分の1に縮小し、費用を劇的に削減できる。

新機能は次の3製品に搭載されている。

1. 「EMC NetWorker」:バックアップ・ソフトウェアの新しい重複除外機能
「EMC NetWorker」と重複除外バックアップ・ソリューション「EMC Avamar」を連携することにより、新たにOracle Database、Microsoft SQL Serverに対するデータ重複除外バックアップが可能となった。「NetWorker」のコンソールを使用し、従来のバックアップに加えて重複除外機能に対応した保護の実現により、必要なストレージ容量を最大98%、バックアップの所要時間を最大90%縮小できる。今回のソフトウェア連携で、「NetWorker」は主要なデータベースであるOracle DatabaseとMicrosoft SQL Serverにおいて、業界で初めてバックアップ対象サーバ側でのデータ重複除外に対応した製品となる。

2. 「EMC Disk Library」:強化された重複除外機能、ソフトウェア新機能
ディスク・バックアップ・プラットフォーム「EMC Disk Library」に搭載されるソフトウェアにおいて、今回Oracle Recovery Manager(RMAN)に最適化された重複除外用API(Application Programming Interface)をサポートすることにより、Oracle Databaseのデータ重複除外率が従来と比べて最大300%向上した。また、今回より、バックアップ環境の監視/レポート作成ツールである「EMC Data Protection Advisor」を無償添付し、「Disk Library」を導入した環境の管理および分析を的確に行えるようになる。さらにテープ・メディアへのパス機能、Symantec Veritas NetBackup向けのOpenStorage APIのサポートなどの新機能が追加された。

3. 「Avamar」:対応OS、アプリケーションの追加
バックアップ対象サーバ側での重複除外によるバックアップ・ソリューション「Avamar」の最新バージョンでは、オペレーティング・システムとしてMicrosoft Server 2008およびSCO UNIXのサポートと、アプリケーションとしてMicrosoft SharePoint Server 2007およびIBM Lotus Dominoのサポートが追加され、さらに広いシステム要件において最先端の技術を用いたデータ・バックアップが可能となった。

販売価格(税込み)は次のとおり。

「EMC NetWorker」は、29万9000円から (10クライアントライセンス付)。
「EMC Disk Library」は、1200万円から (有効ストレージ容量 4TB)。
「EMC Avamar」は、390万円から (Avamar Data Store 1ノード[物理ストレージ容量1TB+容量ライセンス])。


EMC NetWorker
http://japan.emc.com/products/detail/software/networker.htm

EMC Disk Library
http://japan.emc.com/products/family/disk-library-family.htm

EMC Avamar
http://japan.emc.com/products/detail/software/avamar.htm

EMCジャパン
http://japan.emc.com/

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