[新製品・サービス]

日本IBM、オフィスでの使用に最適なタワー型x86サーバーの新製品を発表

2009年6月20日(土)IT Leaders編集部

日本アイ・ビー・エム(以下、日本IBM)は2009年6月19日、最新インテル Xeonプロセッサー5500番台を搭載し、中堅企業の基幹サーバーや大手企業の部門サーバーとしてオフィスで利用するのに適したタワー型x86サーバーの新製品「IBM System x 3500 M2」およびエントリー・モデル「IBM System x3400 M2」を発表した。両製品はともに同日より、日本IBMならびにIBMのビジネス・パートナーから販売される。

 「IBM System x 3500 M2」は、最大で従来比3倍の128GB(ギガバイト)のメモリーの搭載が可能なため、従来モデルより多くのサーバーを仮想化統合することができたり、ビジネスの変化に合わせてシステムを拡張することができる。

 オフィスに点在する複数のサーバーを統合しシステムの省スペース化を実現したい場合や、業務の拡大に合わせて新しい業務アプリケーションをシステムに追加したい場合に最適な製品である。

 IBM System x3500 M2はまた、統合管理のためのチップ「統合管理モジュール」を搭載し、IBM独自の自己診断機能を付加したハードウェア制御ファームウェア「uEFI」をBIOSに代わって採用するなど、2009年3月31日に発表したラック型x86サーバーやブレード・サーバーと共通で、容易なシステム管理を実現する。

 例えば、「uEFI」によりサーバーのセットアップやオプションの導入が容易になったり、「統合管理モジュール」が取得したハードウェアの情報が「IBM Systems Director v6.1」に引き渡され、複数の部門や支店に設置したサーバーを遠隔地から一元管理することができる。

 また、セキュリティー・チップ(TPM: Trusted Platform Module)を活用した、ハードウェアによるHDD暗号化機能やHDDが盗難されても情報が読み取れないようにするためのソフトウェアによるHDD暗号化機能「ServeRAID MR10is」(オプション)を準備しており、オフィスや店舗など、セキュリティーの高いサーバー・ルームでない場所での活用においても、データの保護を実現する。

 エントリー・モデル「IBM System x3400 M2」も最大メモリー容量を3倍の96GBに拡張している。一般企業の部門サーバーとしての活用や流通業の各店舗内での活用に最適な製品である。

各製品の詳細は次のとおり。

「IBM System x3500 M2」
インテル Xeon プロセッサー 5500番台、メモリー16スロット(最大128GB)、HDD最大 2.4TB(SAS)
最小構成価格は、35万7000円(税込み)。
出荷開始は、2009年6月25日。
3年間部品/3年間当日オンサイト修理・保証サービス(24時間×週7日)

「IBM System x3400 M2」
インテル Xeon プロセッサー 5500番台、メモリー12スロット(最大96GB)、HDD最大 4TB(SATA) 1.3TB(SAS)
最小構成価格は、27万1950円(税込み)。
出荷開始は、2009年6月25日。
3年間部品/3年間当日オンサイト修理・保証サービス(24時間×週7日)

日本IBM
http://www.ibm.com/jp/

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