[新製品・サービス]

デジタルアーツ、企業向けWebフィルタリングソフト「i-FILTER」Ver.7.5を発表

2009年8月29日(土)IT Leaders編集部

情報セキュリティ製品ベンダーのデジタルアーツは2009年8月28日、情報漏洩防止と内部統制を推進する企業・官公庁向けWebフィルタリングソフトの新版「i-FILTER(アイフィルター)」Ver.7.5の提供を、2009年9月2日より開始すると発表した。

「i-FILTER」は、情報漏洩対策とWebの有効利用のための企業向けWebフィルタリングソフトである。2億7,000万ページを超すWebフィルタリングデータベースと、特許を取得したフィルタリングテクノロジー「ZBRAIN」により、業務中の閲覧が不適切なWebサイトを高い精度で遮断する。また、Webメールの利用や掲示板の書き込みなどといった、Web経由の情報漏洩を防ぐとともに、その内容を記録・確認・保存することで、内部統制対策として有効なソリューションになっている。

今回発売される「i-FILTER」Ver.7.5には、主に2つの新機能が追加され、最新のWebセキュリティ環境を実現している。

「i-FILTER」Ver.7.5の主な新機能は次のとおり。

  • アンチウイルスとの連携
    アンチウイルスソフトとの連携機能を搭載。この機能は、プロキシサーバーを経由するトラフィック上のウイルスやワームなど、悪意あるプログラムを検知・駆除するカスペルスキーのウイルス対策ソフト「Kaspersky Anti-Virus Proxy Server」とICAP通信で連携することで、ウイルス等に感染したWebサイトへの接続をブロックするものである。スキャンした結果は、「i-FILTER」のオプションであるレポーティングツール「i-FILTER Reporter」上に集計できる。
  • 仮想化環境への正式対応
    現在急速に普及しつつある仮想化システムに対するユーザーのニーズに対応すべく、VMwareやHyper-Vに正式に対応。これにより、仮想化環境上において導入が可能となるため、企業や官公庁の貴重なハードウェア資産を有効活用できるようになる。

本製品の価格は、30ユーザーで年間20万4000円(税別、保守料含む)~。
すでに「i-FILTER」製品を利用している場合は、無償でのバージョンアップが可能。

デジタルアーツは、本製品の発売により、今後1年間で20億円の売上げを目指すとしている。

なお、デジタルアーツでは、「i-FILTER」Ver.7.5の発売に先立ち、すでに全国5か所でセミナーを開催するなど、多数のエンドユーザーおよびパートナー各社に本製品の情報を提供している。そして今後は、発売日と同日の2009年9月2日より3日間、東京ビッグサイトで開催される「Security Solution 2009」に出展、本製品の展示を行うとともに、セミナーを開催する。また、協業パートナーとともに各種販促施策を展開し、プロモーションの強化を図るとしている。

「i-FILTER」Ver.7.5
http://www.daj.jp/bs/if7/if7_5.htm

デジタルアーツ
http://www.daj.jp/

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