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日立システム、クラウド時代に向け「ハイブリッドインテグレーション」サービスを提供開始

2009年10月2日(金)IT Leaders編集部

日立システムアンドサービスは2009年10月1日、クラウドコンピューティングへの企業ニーズを見据えた事業を拡大するために、SaaS事業の企画、営業、システムインテグレーション、構築、運用保守を一貫して推進する新組織、「SaaS事業推進センタ」を同日付けで発足し、次世代クラウドコンピューティングを統合した「ハイブリッドインテグレーション(Hybrid_SI)」を提供すると発表した。

多様な社会ニーズへの柔軟な対応と安定した企業活動実現をめざす企業のITシステムとして、自社ですべてを開発し資産を所有するという従来型の「オンプレミス開発」の形態に加えて、必要なリソースを必要に応じて即時・柔軟に利用する次世代クラウドコンピューティングのITシステムが注目されている。
同社は、これまで約1万社のITシステムを構築してきた実績とノウハウを活用し、従来型のオンプレミス開発と次世代クラウドコンピューティングの最適な組み合わせをシームレスに統合するサービスを「ハイブリッドインテグレーション」として提供する。

「ハイブリッドインテグレーション」は、仮想化技術を使った既存設備のインターナルクラウド、日立グループ内外のデータセンターを利用したプライベートクラウド、ビジネスプロセスのアウトソース対応、使用量課金によるSaaS型の提供などを取り揃えていき、これらをユーザーに最適な形に組み合せることで、従来型の資産所有型ITシステムの利点と次世代クラウドコンピューティングの資産利用型ITシステムの利点との双方を生かしたITシステムを提供する。

さらに、日立グループ内外のデータセンターベンダと連携して、信頼性、可用性の異なるデータセンター基盤も用意しており、基幹業務などの高信頼基盤から開発用・移行用の一時利用基盤まで、多様なニーズにきめ細かく対応できる多様なニーズにあった基盤群をベースにしたシステムを構築することが可能。

同社がSaaS型で提供するソリューションメニューは、多くの顧客ニーズから生み出した“企業知活用”“ネットで百科”“統合文書管理”などを取り揃える。同社は今後も企業内コラボレーション、会計、人事労務・人財戦略、CRMなど、顧客の課題を解決する高付加価値ソリューションの拡大を図るという。

同社は、「ハイブリッドインテグレーション」事業全体で、2013年には約100億円の売上を目標とする。

日立システムアンドサービス
http://www.hitachi-system.co.jp/

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日立ソリューションズ / SaaS / SI

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